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J-GLOBAL ID:201702288635216571   整理番号:17A0503531

Phytophthora infestans由来の核局在化RxLRエフェクターPITG_22798が引き金を引く細胞死はエフェクターAVR3bにより抑制される

The Cell Death Triggered by the Nuclear Localized RxLR Effector PITG_22798 from Phytophthora infestans Is Suppressed by the Effector AVR3b
著者 (10件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Phytophthora infestansのような植物病原性卵菌は潜在的に,植物細胞に多くのRxLRエフェクタータンパク質を分泌し,植物免疫反応を調整し,コロニー形成を促進する。しかし,これらのRxLRエフェクターが植物免疫反応を抑制する分子機構は大部分知られていない。ここで筆者らはP.infestansによるジャガイモの初期感染の間に上方調節されるRxLRエフェクターPITG_22798(Gene accession:XM_002998349)について記述する。アグロインフィルトレーションを利用することにより,筆者らはPITG_22798がNicotiana benthamianaにおいて細胞死の引き金を引くことを観察した。共焦点顕微鏡による調査はPITG_22798-GFP(緑色蛍光タンパク質)がN.benthamianaの葉で一過的に発現したとき,宿主核に局在することを示した。PITG_22798の核局在化シグナル(NLS)ドメインは核局在化と細胞死誘導活性に重要である。配列アライメントと一過的発現は,多様なP.infestans単離株由来のPITG_22798が保存されており,PITG_22798の一過的発現が,N.benthamianaの葉でのP.infestansのコロニー形成を増強することを示した。これらのことは,PITG_22798がP.infestansの感染に寄与することを示唆する。PITG_22798が引き金を引く細胞死は,SGT1仲介シグナリングに依存し,それはP.infestans弱毒性エフェクター3b(AVR3b)により抑制される。本研究は,どのようにP.infestansのエフェクターPITG_22798が宿主免疫と関連し,調整するかの更なる調査の鍵を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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異種生物間相互作用  ,  菌類による植物病害 
タイトルに関連する用語 (5件):
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