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J-GLOBAL ID：201702288646681011   整理番号：17A1707706

北方の湖におけるミジンコ類(Daphnia)に対する可変銀ナノ粒子毒性【Powered by NICT】

Variable silver nanoparticle toxicity to Daphnia in boreal lakes

著者 (4件)： Conine Andrea L. (Environmental and Life Sciences Graduate Program, Trent University, Peterborough, Ontario, K9J 7B8, Canada) ,  Rearick Daniel C. (Environmental and Life Sciences Graduate Program, Trent University, Peterborough, Ontario, K9J 7B8, Canada) ,  Xenopoulos Marguerite A. (Department of Biology, Trent University, Peterborough, Ontario, K9J 7B8, Canada) ,  Frost Paul C. (Department of Biology, Trent University, Peterborough, Ontario, K9J 7B8, Canada)
資料名： Aquatic Toxicology  (Aquatic Toxicology)
巻： 192  ページ： 1-6  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0823B  ISSN： 0166-445X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水生生態系における物理化学的変数の変化による銀ナノ粒子(AgNPs)に対する生物の可変感度が注目を集めている。溶存有機炭素,pH,光,藻類及び細菌の存在,溶存酸素と種々のイオンのような変数は全て個別に研究されているが,を組み合わせてこれらの変数が自然生態系におけるAgNP毒性を変化させるかは不明のままである。IISD実験湖沼地域でいくつかの異なる湖からの水に置かれたAgNP懸濁液を用いた野生で捕獲されたミジンコの生存に及ぼすAgNP毒性,水質パラメータの勾配を調べた。懸濁態および溶存態有機物画分間でのAgNPsの分配は,また,AgNPsの藻類隔離と解毒の可能性のために評価した。毒性はLC_50値34と292μg AgL~( 1)の範囲を持つ湖間で変化することを見出した。粒子状物質の窒素比への氷と炭素からの日数の観点から年の時間は生態系間の毒性の主要な予測因子であった。全溶存りん,溶存有機炭素,粒子状炭素へのリン比も水タイプ間のミジンコの生存に影響を及ぼすマイナーな役割を果たした。湖内の粒子画分と湖の間に有意差はなかっ中への銀の分配を見出した。粒子状有機物質と関連した銀は生態系におけるAgNPsの濃度の増加と共に増加した。全体として,AgNP毒性は自然の湖沼生態系における高度に文脈依存であるという強力な証拠を見出した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *毒性 ,  リン ,  炭素 ,  窒素 ,  湖沼 ,  生態系 ,  溶存酸素 ,  *銀 ,  水質 ,  細菌
準シソーラス用語： 溶存有機物 ,  水圏生態系 ,  *銀ナノ粒子 ,  *湖 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 銀ナノ粒子 ,  ミジンコ ,  湖生態系 ,  生態毒性 ,  環境複雑性

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 湖 ,  ミジンコ類 ,  Daphnia ,  可変 ,  銀ナノ粒子 ,  毒性