文献
J-GLOBAL ID:201702288647054965   整理番号:17A1416688

土質の異なる2土壌で,発酵残渣を散布した場合の炭酸ガス排出量とトウモロコシバイオマス生産量

CO2 EMISSIONS AND MAIZE BIOMASS PRODUCTION USING DIGESTATE LIQUID FRACTION IN TWO SOIL TEXTURE TYPES
著者 (2件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 1325-1336  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: E0394B  ISSN: 2151-0032  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イタリアでは,バイオマスから得るエネルギー源としては,バイオガスが最も普及している。本研究では,土壌に発酵残渣を散布し,土壌の炭酸ガス排出量とトウモロコシバイオマス生産量に及ぼす土質(砂壌土及び埴壌土)及び耕起法(リッピング耕及びプラウ耕)の影響を調べた。試験は,2014年に,イタリアの2露地圃場で実施し,試験1では土質の影響,試験2では,埴壌土圃場で,長期間継続してきた耕起法の影響を調べた。発酵残渣は,トウモロコシ播種前に,170kgN/ha相当量を散布した。その結果,土壌の炭酸ガス排出量は,両試験とも,発酵残渣を散布して1時間後が最高で,試験1での砂壌土及び埴壌土での中央値は,それぞれ8.93及び4.35g/m2・h,また試験2では耕起法の影響は見られず,中央値は5.85g/m2・hであった。そして,発酵残渣を散布してほぼ3日後には,1g/m2・h以下になった。また,トウモロコシ生育中の炭酸ガス排出量は,土質や耕起法による有意な影響は見られず,発酵残渣を散布した場合が有意に高く,中央値は0.29g/m2・hであった。トウモロコシの糊熟期のバイオマス収量は,試験1では,発酵残渣の施用による有意な影響は見られず,埴壌土及び砂壌土で,それぞれ22.7±1.6及び18.7±2.8Mg/hであった。また,試験2では,発酵残渣を散布した場合,17%増収し,18.0±2.4Mg/haであった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
トウモロコシ  ,  農業廃棄物の利用  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  気圏環境汚染 

前のページに戻る