文献

J-GLOBAL ID：201702288647262507   整理番号：17A1676920

油含有量と蛋白質含有量に及ぼすBrassica napusの突然変異の影響について検討した。【JST・京大機械翻訳】

Effects of yellow seed coat mutation on oil and protein contents in seeds of Brassica napus L

著者 (3件)： Liu Yu (浙江大学生命科学学院植物生理学与生物化学国家重点実験室,杭州,310058) ,  Wang Fulin (浙江省農業科学院病毒学与生物技術所/浙江省植物有害生物防控重点実験室,省部共建国家重点実験室培育基地,杭州 310021) ,  Liu Renhu (浙江省農業科学院病毒学与生物技術所/浙江省植物有害生物防控重点実験室,省部共建国家重点実験室培育基地,杭州 310021)
資料名： Zhejiang Daxue Xuebao. Nongye yu Shengming Kexue Ban  (Zhejiang Daxue Xuebao. Nongye yu Shengming Kexue Ban)
巻： 43  号： 1  ページ： 37-44  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2605A  ISSN： 1008-9209  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 種子の色はアブラナの重要な農業形質の一つであり、伝統的な観点から、黄色種子アブラナはセルロース含有量を低下させることにより、油含有量とタンパク質含有量を高めるが、異なる研究において、黄種子と含有量とタンパク質含有量の関係は一致せず、環境要因が重要な影響を与える可能性がある。本研究では、得られた一つの単一遺伝子黄突然変異材料に基づき、同一の植物から黄色種子アブラナと褐色種子アブラナを分離し、環境要因の影響を最大に低減させた。同じ種子由来の黄色種子と褐色種子の含油量と加水分解アミノ酸含有量の測定により、黄色種子の突然変異は含油量に影響を与えないが、タンパク質含有量を著しく高めることが分かった。電子顕微鏡観察により、黄種皮の内層細胞壁が著しく薄くなり、この要素がケーキ中のセルロース含量の低下を招き、タンパク質含有量を高めることが推測された。同時に、加水分解アミノ酸の測定結果によると、フェニルアラニンは黄種子において上昇幅が最も大きく、フェニルアラニン代謝はこの黄色種子の突然変異遺伝子機能と関係があることが示唆された。定量的PCRの結果は,細胞壁の合成に関連するβ-グルカン加水分解酵素遺伝子と種皮色素合成に関連するフェニルアラニンアンモニアリアーゼ遺伝子がこの黄色種の突然変異と関係があり,TT遺伝子と関係がないことを示した。これらの結果は,蛋白質合成のためのフェニルアラニンとアラニンの突然変異後に,蛋白質含有量が増加し,細胞壁成分が減少し,油含有量が著しく変化しないことを示した。また、アブラナの粕のリジン含有量が非常に高く、黄色種のアブラナのリジン含有量がより高く、穀物飼料のリジン添加源として適していることが注目される。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子 ,  *突然変異 ,  代謝 ,  アミノ酸 ,  アブラナ ,  電子顕微鏡観察 ,  細胞壁 ,  *タンパク質 ,  セルロース ,  加水分解 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： タンパク質含有量 ,  *Brassica napus , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Brassica napus L. ,  yellow seed coat ,  oil content ,  protein content ,  amino acid component

分類 (3件)： 油料作物  (FC03074V) ,  物質の代謝  (EH02050Q) ,  植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (3件)： リジン ,  アラニン ,  フェニルアラニン

タイトルに関連する用語 (5件)： 油 ,  含有量 ,  蛋白質含有量 ,  Brassica ,  突然変異