文献

J-GLOBAL ID：201702288678918974   整理番号：17A1434420

新口動物におけるペダルpeptide/orcokinin型神経ペプチドシグナル伝達:Asterias rubensにおけるヒトデ筋弛緩ペプチドの解剖学と薬理学【Powered by NICT】

Pedal peptide/orcokinin-type neuropeptide signaling in a deuterostome: The anatomy and pharmacology of starfish myorelaxant peptide in Asterias rubens

著者 (5件)： Lin Ming (Queen Mary University of London, School of Biological & Chemical Sciences, Mile End Road, London, UK) ,  Egertova Michaela (Queen Mary University of London, School of Biological & Chemical Sciences, Mile End Road, London, UK) ,  Zampronio Cleidiane G. (School of Life Sciences and Proteomics Research Technology Platform, University of Warwick, Coventry, UK) ,  Jones Alexandra M. (School of Life Sciences and Proteomics Research Technology Platform, University of Warwick, Coventry, UK) ,  Elphick Maurice R. (Queen Mary University of London, School of Biological & Chemical Sciences, Mile End Road, London, UK)
資料名： Journal of Comparative Neurology  (Journal of Comparative Neurology)
巻： 525  号： 18  ページ： 3890-3917  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0684B  ISSN： 0021-9967  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ペダルペプチド(PP)とオルコキニン(OK)は旧口無脊椎動物(軟体動物,節足動物)で発見された関連神経ペプチドである。ゲノム・トランスクリプトーム配列データの解析はPP/OK型神経ペプチドもな新口動物門のきょく皮動物で起こることを明らかにした。PP/OK型神経ペプチド(ヒトデ筋弛緩ペプチド,SMP)は,最近,ヒトデPatiria pectinifera(イトマキヒトデ)における筋弛緩薬として同定された。質量分析はヒトデにおけるSMP前駆体(PPのような神経ペプチド前駆体1;ArPPLNP1)Asterias rubens由来の五の神経ペプチド(ArPPLN1a e)を同定した。in situハイブリダイゼーションと免疫組織化学のmRNAを用いたArPPLNP1の発現およびA.rubensにおけるこの前駆体から誘導した神経ペプチドの分析は発現の広範なパターンを明らかにし,橈骨神経コード,周口神経環,消化器系(例えば,心臓胃)と体壁筋(例えば,頂端筋)と付属物(例えば,管足と丘疹)中に存在する標識細胞および/またはプロセスであった。さらに著者らのデータは,神経ペプチドである横方向運動神経に存在し,神経突起interossicular筋を神経支配するのことの最初の証拠を提供する。SMP(ArPPLN1b)を用いたin vitro薬理試験によるとそれはA.rubensの頂端筋,管足と噴門胃標本の用量依存的弛緩を引き起こすことを明らかにした。まとめると,これらの解剖学的および薬理学的データはArPPLNP1から誘導された神経ペプチドはヒトデにおける抑制性神経筋伝達物質,旧口無脊椎動物におけるPP/OK型神経ペプチドのmyoexcitatory作用とは対照的であるとして作用することを示す。新口動物と前口動物の発散は,筋活性の調節因子としてPP/OK型神経ペプチドの役割の阻害興奮性転移を伴っている可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： mRNA ,  心臓 ,  前駆体 ,  *ヒトデ ,  *薬理学 ,  in situハイブリダイゼーション ,  ゲノム ,  *筋弛緩 ,  in vitro実験 ,  *神経ペプチド ,  運動神経 ,  免疫組織化学 ,  *ペプチド ,  質量分析 ,  軟体動物

著者キーワード (6件)： 新口動物 ,  きょく皮動物 ,  神経ペプチド ,  オルコキニン ,  ペダルペプチド ,  starfish筋弛緩ペプチド

分類 (1件)： 動物分類学  (EJ01030T)

タイトルに関連する用語 (10件)： 動物 ,  ペダル ,  神経ペプチド ,  シグナル伝達 ,  Asterias ,  ヒトデ ,  筋弛緩 ,  ペプチド ,  解剖学 ,  薬理学