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J-GLOBAL ID：201702288698775519   整理番号：17A1125020

軸受鋼における表面に発生する転がり接触疲れ亀裂の伝搬【Powered by NICT】

Propagation of surface initiated rolling contact fatigue cracks in bearing steel

著者 (3件)： Rycerz Pawel (Tribology Group, Department of Mechanical Engineering, Imperial College London, UK) ,  Olver Andrew (Tribology Group, Department of Mechanical Engineering, Imperial College London, UK) ,  Kadiric Amir (Tribology Group, Department of Mechanical Engineering, Imperial College London, UK)
資料名： International Journal of Fatigue  (International Journal of Fatigue)
巻： 97  ページ： 29-38  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0802B  ISSN： 0142-1123  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ,孔食として知られている表面破壊に至る,表面開始転がり接触疲れは多くの近代的な機械要素の寿命限界破壊モード,特に転がり軸受である。転がり接触疲れに関するほとんどの研究は,孔食への全寿命を考察した。その代わりに,それらは亀裂伝搬機構をより良く理解するために表面ピットに発達する前に本研究は転がり接触疲れ亀裂の成長を研究した。三重接触ディスク機械を用いて,混合潤滑領域における密接に制御された接触条件下で鋼試料に関する孔食実験を行った。試料表面を横切る亀裂進展をモニターし,亀裂伝搬速度を抽出した。発生した亀裂の形態が,試験の終わりに亀裂のある試験片の断面を調製して観察された。亀裂発生は全寿命,混合潤滑領域のために高いアスペリティ応力に起因した非常に早期に発生したことが分かった。全寿命孔食には亀裂伝搬が支配的であった。結果は,転がり接触疲れの亀裂成長の二つの異なる段階の直接的証拠を提供し,その中で遅く,比較的安定した速度で成長亀裂,第1段階は全寿命の大部分を消費しステージ2,臨界亀裂長さ,伝搬速度は急速に増加するに達した。接触圧力と亀裂サイズは伝搬速度を制御する主要なパラメータであることが示された。結果は,転がり接触疲れの下での亀裂伝搬を古典的な疲れで発生することが知られているものと同様の傾向に従うことを示した。,適用応力強度を記述するパラメータ,最大接触圧力と亀裂長さの平方根に対して測定した亀裂成長速度のlog-logプロットはステージ2伝搬のための直線を作成することができる。これはここで同定されたステージ2の転がり接触疲れ亀裂の成長はParis型べき乗則,表面を横切る亀裂成長速度は約7.5のベキ指数で上昇した接触圧に比例するによって記述できるという最初の証拠を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： アスペリティ ,  転がり軸受 ,  高速度 ,  亀裂伝搬 ,  *軸受鋼 ,  接触圧 ,  円板 ,  *亀裂 ,  亀裂発生 ,  破壊モード ,  混合潤滑
準シソーラス用語： べき乗則 ,  伝搬速度 ,  亀裂長さ ,  *転がり接触疲れ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 転がり接触疲れ ,  孔食 ,  亀裂伝搬 ,  転がり軸受 ,  フレーキング

分類 (1件)： 金属材料  (HC05020S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 軸受鋼 ,  転がり接触 ,  疲れ亀裂 ,  伝搬