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J-GLOBAL ID:201702288709913061   整理番号:17A0604685

香川県の盆栽産地におけるクロマツ葉さび病およびこぶ病の発病リスクに関する調査について

Survey of Needle Rust and Asian Pine Gall Rust Occurrence Risk on Japanese Black Pine (Pinus thunbergii) at Bonsai Production Areas in Kagawa Prefecture
著者 (9件):
資料名:
号: 67  ページ: 33-39  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: Z0183A  ISSN: 0374-8804  CODEN: KNKHA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Coleosporium phellodendriによるクロマツ葉さび病およびCronartium orientaleによるこぶ病の盆栽での発病リスクについて調査を行った。その結果,葉さび病については中間宿主となるキハダが輸出用盆栽園地の300m以内に存在しなかったため,本病害の盆栽での発生の可能性は極めて低いと考えられた。また,こぶ病については,輸出用盆栽園地の300m以内に中間宿主が存在した。しかし,樹齢約100年のクロマツにもこぶ症状が見られなかったことから,少なくとも100年間はこぶ病が発生していないか,あるいは発病していたとしても適切な管理により園地から完全に排除されていたと考えられる。この調査結果と両病原菌の生活環,盆栽の栽培管理方法,病害虫防除および気象条件を総合的に考えると,今後も両病害が発生する可能性は極めて低いと考察した。クロマツ盆栽については,欧州は葉さび病菌およびこぶ病菌について侵入を警戒しているが,すでに輸出されているゴヨウマツ盆栽と同様の検疫措置を実施することにより,欧州諸国への侵入リスクは極めて低いものと判断する。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
園芸作物一般  ,  細菌による植物病害 

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