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J-GLOBAL ID:201702288746955036   整理番号:17A1627247

焼入焼戻鋼の微細組織のキャラクタリゼーション,強化と靭性化機構:熱処理パラメータの影響【Powered by NICT】

Microstructural characterization, strengthening and toughening mechanisms of a quenched and tempered steel: Effect of heat treatment parameters
著者 (6件):
資料名:
巻: 707  ページ: 306-314  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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大型ベアリングリングのための焼入焼戻鋼を研究した。熱処理実験はL_9(3~4)型直交形式を用いることにより設計した。これらの条件に基づいて,機械的性質の良好な組合せが得られた。結果は,焼入と焼戻温度は強度と靭性に及ぼす最も影響力のある因子であることを示した。転位強化と固溶している合金炭化物の固溶体強化は焼戻温度を減少させ,クエンチング温度の上昇による強度の増加の主な機構であった。ストリッピングした炭化物と長鎖炭化物は異なるプロセス下での鋼の引張強さの差に強く影響する。消光温度が800から900°Cに上昇すると 20°Cで靭性AKvは42.2Jにより増加した。低焼入れ温度で裸の未溶解炭化物は亀裂伝搬と劈開破壊を促進し,このようにして鋼の靭性を低下させた。焼戻温度が550から650°Cに上昇するとAKvは47.4Jにより増加した。結晶粒界に沿って分布した長鎖炭化物と低温度焼戻によって高転位密度のマルテンサイトラスは靭性を減少した。油焼き入れは,マルテンサイト微細構造を微細化して強度と靭性の両方を改善することができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
熱処理技術  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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