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J-GLOBAL ID：201702288783869944   整理番号：17A1705437

下頭頂小葉と側頭頭頂接合部:ネットワークの視点【Powered by NICT】

The inferior parietal lobule and temporoparietal junction: A network perspective

著者 (2件)： Igelstrom Kajsa M. (Princeton Neuroscience Institute and Department of Psychology, Princeton University, Washington Road, Princeton, NJ 08544, USA) ,  Graziano Michael S.A. (Princeton Neuroscience Institute and Department of Psychology, Princeton University, Washington Road, Princeton, NJ 08544, USA)
資料名： Neuropsychologia  (Neuropsychologia)
巻： 105  ページ： 70-83  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0193A  ISSN： 0028-3932  CODEN： NUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特殊化された,空間的に分布した脳ネットワークにおける情報処理は,認知と行動レパートリーの多様性と複雑性の基礎となる。ネットワークは少数ハブの マルチモーダル統合および高次認識のための中心となる高度に連結した領域で収束する。はヒト脳の1つの主要なネットワークハブ:下頭頂小葉と重複頭頂側頭接合部(IPL/TPJ)をレビューした。IPLが大きく他の霊長類と比較してヒトの拡張であり,ヒト発育の後期成熟,高次機能におけるその重要性と一致した。神経画像研究からの証拠は,IPL/TPJは広範囲の挙動と機能に関与し,から独自にヒト認知能力へのボトムアップ知覚ことを示唆した。IPL/TPJの組織化はこの皮質領域の複雑な解剖学および高い個体間変動に起因する研究に取り組んでいる。本総説では,安静時および広範囲課題時の神経画像を用いたIPL/TPJの解剖学的および機能的研究から得た知見を合成することを目的とした。レビューの前半では,細胞構築,安静時機能的結合解析と構造連結性法を用いて同定されたIPL/TPJの細分を述べた。論文の後半では,ボトムアップ注意,低次自己認識,無向思考,エピソード記憶と社会的認知におけるIPL/TPJ活性化とネットワーク参加をレビューした。本総説の中心テーマは,IPL/TPJ内ネットワークノードの構成と,人間の知覚と認知に関与しているかを検討することである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *接合部 ,  *ネットワーク ,  解剖学 ,  細胞構成体 ,  情報処理 ,  安静 ,  霊長類 ,  連結性 ,  ヒト ,  多モード ,  文献展望
準シソーラス用語： ボトムアップ ,  ニューロイメージング ,  *頭頂骨 ,  *下頭頂小葉 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 角回 ,  縁上回 ,  腹側頭頂皮質 ,  後上側頭溝 ,  内部認知 ,  前頭頭頂実行制御ネットワーク

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 下頭頂小葉 ,  側頭 ,  頭頂 ,  接合部 ,  視点