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J-GLOBAL ID：201702288840888010   整理番号：17A0479720

地域資源を活用した再生可能エネルギー等の利活用技術の開発-草本を利用したバイオエタノールの低コスト・安定供給技術の開発-第3章 バイオエタノール製造システム構築のためのプロセス総合評価 1 バイオエタノール製造コスト・環境負荷の評価及び技術的課題の抽出(1)可溶性炭素源連続フィード培養による半連続酵素生産工程のコスト,CO₂排出量,消費エネルギーの予測

著者 (1件)： 折笠貴寛 (岩手大)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 572  ページ： 92-95  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,可溶性炭素源連続フィード培養を用いた半連続オンサイト酵素生産プロセスおけるコスト,CO₂排出量及び消費エネルギーの解析を実施した。(ア)酵素培養タンクサイズと数の最小化及び酵素培養の半連続化により,酵素生産コストを4割程度削減可能である。固定化酵素リアクターを用いた酵素再利用法の確立により酵素使用量を削減できれば,更なる酵素生産コストの低減(約6割削減)が期待される。(イ)CO₂排出量と消費エネルギー削減の観点から,酵素投入量削減及び酵素生産速度の向上が必要である。(ウ)可溶性炭素源連続フィード培養を用いた半連続オンサイト酵素生産技術は,酵素生産コスト,CO₂排出量及び消費エネルギーの低減に効果がある。(著者抄録)

シソーラス用語： 脂肪族アルコール ,  生物燃料 ,  *酵素生産 ,  *製造原価 ,  *培養条件 ,  栄養素 ,  連続培養 ,  *二酸化炭素排出量 ,  *エネルギー消費
準シソーラス用語： バイオエタノール ,  炭素源 ,  可溶性炭素源連続フィード培養

分類 (2件)： エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V) ,  発酵生産一般  (FK01010B)

引用文献 (6件)：

• バイオ燃料革新協議会 (2008) バイオ燃料技術革新計画.
• 折笠貴寛ら (2012) 土地利用変化を考慮したCaCCO法及びDiSC法によるバイオエタノール生産プロセスにおけるLC-CO₂の予備的解析.. 農業環境工学関連学会2012年合同大会講演要旨.
• Ike M. et al. (2013) Controlled preparation of cellulases with xylanolytic enzymes from Trichoderma reesei (Hypocrea jecorina) by continuous-feed cultivation using soluble sugars. Biosci. Biotechnol. Biochem. 77: 161-166.
• Humbird D. et al. (2011) Process Design and Economics for Biochemical Conversion of Lignocellulosic Biomass to Ethanol. NREL Technical Report. TP-5100-47764.
• 南齋規介ら (2002) 産業連関表による環境負荷原単位データブック (3EID).

タイトルに関連する用語 (22件)： 地域資源 ,  活用 ,  再生可能エネルギー ,  開発 ,  草本 ,  バイオエタノール ,  安定供給 ,  システム構築 ,  プロセス ,  総合評価 ,  製造コスト ,  環境負荷 ,  評価 ,  技術的課題 ,  可溶性 ,  炭素源 ,  連続フィード ,  培養 ,  酵素生産 ,  CO2排出量 ,  消費エネルギー ,  予測