文献

J-GLOBAL ID：201702288870319453   整理番号：17A0605723

塩水噴霧腐食試験後の7475アルミニウム合金表面-陽極酸化膜界面のエネルギースペクトル解析

Energy spectrum analysis of anodic oxidation film surface-interface on 7475 aluminum alloy after salt spray corrosion

著者 (3件)： ZHANG Jing (Changzhou Univ., Changzhou, CHN) ,  WANG Jinchun (Changzhou Univ., Changzhou, CHN) ,  KONG Dejun (Changzhou Univ., Changzhou, CHN)
資料名： International Journal of Materials Research  (International Journal of Materials Research)
巻： 108  号： 3  ページ： 208-212  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： E0438A  ISSN： 1862-5282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 優れた物理的,化学的特性を有する7475アルミニウム合金は,鉄鋼に次いで広範な用途を有する。しかし,この合金では一部の用途では耐食性の要求を満たすことができない。そのため,7475合金の耐食性を向上する技術開発が望まれている。そこで本研究では,耐食性の向上策として,その表面に陽極酸化(AO)による酸化膜の作製を試みた。そして,得られたAO膜の5±0.5%NaCl溶液における腐食挙動を調べ,FESEM,EDSおよびXRDなどにより,電界界面の形態,化学組成と相組成を分析し,塩水噴霧後の平面走査とライン走査によって,表面や結合界面の化学的要素を分析した。その結果,1)AO無の表面は激しい腐食を示し,腐食生成物は主にAl酸化物からなっていた。AO膜有の表面はわずかに腐食され,AO膜-基板は依然として冶金的に結合されていた。2)AO膜中の連続的なAl₂O₃は,効果的にCl^-が金属基材を腐食することを防止して,その合金の塩水噴霧腐食性を改善する。などの結果が得られた。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *陽極酸化皮膜 ,  *表面処理 ,  *防食 ,  塩水噴霧試験 ,  腐食試験 ,  腐食機構 ,  腐食 ,  界面 ,  モルフォロジー ,  化学組成 ,  相組成 ,  X線回折分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  電界放出 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  走査 ,  エネルギー分布 ,  腐食生成物 ,  深さプロフィル
準シソーラス用語： AA7475 ,  エネルギースペクトル ,  腐食挙動

分類 (2件)： 化成処理  (WC08050J) ,  防食  (WB03040M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 塩 ,  水噴霧 ,  腐食試験 ,  アルミニウム合金 ,  陽極酸化膜 ,  界面 ,  エネルギー ,  スペクトル解析