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J-GLOBAL ID:201702288889903894   整理番号:17A1588298

原発性免疫性血小板減少症患者におけるNK細胞関連免疫の負調節に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Research on the negative immune regulation of NK cells in patients with primary immune thrombocytopenia
著者 (10件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 399-403  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2307A  ISSN: 0253-2727  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:原発性免疫性血小板減少症(ITP)患者の末梢血におけるNK細胞及びその関連サイトカインIFN-γ、IL-10、TGF-βの変化を検討する。方法:22例の初診ITP患者(初診群)、20例の治療後に完全に寛解したITP患者(完全寛解群)を研究対象とし、20名の健常ボランティアを対照群とした。血清中のIFN-γとIL-10のレベルをELISAによって測定した。NK細胞(CD3 CD56+)とBrightサブセット(CD3-CD56brightCD16-)とDimサブセット(CD3-CD56dimCD16+)のレベルをフローサイトメトリーで測定した。免疫磁気ビーズ法によりNK細胞を分離し、リアルタイム蛍光定量PCR法によりIFN-γ、IL-10、TGF-p遺伝子mRNAの発現を測定し、以上の測定結果を相関分析した。結果:(1)ITP患者の血清IFN-γ濃度[(653.0±221.6)ng/L]は,完全寛解群[(484.4±219.5)ng/L]と対照群[(390.9±253.5)ng/L]より高かった(P=0.022,0.001)。血清IL-10濃度は対照群[(52.09±26.66)ng/L対(79.44±38.43)ng/L,P=0.007]より低かった。2)初診群と完全寛解群の末梢血のNK細胞の比率は,それぞれ(9.53±3.93)%と(9.03±3.78)%で,対照群のそれより低かった[(13.72±7.42)%](P=0.013,P=0.007)。患者の末梢血におけるBrightサブセットの比率は,対照群[(6.85±4.43)%対(4.05±2.81)%,P=0.032]より高かった。初診群の末梢血Dim亜群はNK細胞の割合が対照群より低かった[(93.14±4.43)%対(95.94±2.81)%,P=0.032]。(3)初診群,完全寛解群,および対照群のNK細胞におけるIFN-γmRNA発現には,有意差がなかった(P>0.05)。NK細胞におけるIL-10およびTGF-βのmRNA発現は,対照群におけるそれより有意に高かった(1.82±1.32対1.02±0.31,P=0.023,2.80±2.31対1.46±1.37,P=0.028)。末梢血のBright細胞はNK細胞の割合とNK細胞のIL-10とTGF-β遺伝子のmRNA発現と正の相関があった(r=0.424,P=0.001;r=0.432,P<0.001)。結論:NK細胞は分泌免疫の負の調節因子を強化することにより、その数量の不足を代償し、疾患において保護作用を発揮する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫反応一般  ,  サイトカイン 

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