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J-GLOBAL ID:201702288909354135   整理番号:17A1114929

過敏性腸症候群における内臓過敏症に寄与する結腸N メチル d アスパルタート受容体【Powered by NICT】

Colonic N-methyl-d-aspartate receptor contributes to visceral hypersensitivity in irritable bowel syndrome
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 828-836  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脳,脊髄,および腸神経系における背景と目的:N メチル d アスパルタート受容体(NMDAR)は内臓過敏症に関与している。本研究は結腸における粘膜細胞に及ぼすNMDA受容体の機能的発現を明らかにし,過敏性腸症候群(IBS)における内臓過敏症に対する結腸NMDAR活性化の下流シグナル経路を調べることであった。【方法】IBS患者と健常対照者における粘膜NMDARの発現を免疫組織化学とウェスタンブロットにより評価し,妥当な質問票により定量化腹痛/不快感スコアと相関していた。結腸直腸膨張に対する応答における筋電図記録はNMDA投与intracolonicallyを投与したマウスの結腸感度を測定するために記録した。脳由来神経栄養因子(BDNF)の発現と細胞外シグナル制御キナーゼ(ERK)経路の活性化はNMDA刺激後のヒト結腸上皮HT29細胞で調べ,MK801またはU0126前処理した。【結果】粘膜NMDARの有意なアップレギュレーションは,対照と比較してIBS患者,腹痛/不快感スコアと有意に相関していた。正常マウスにおけるNMDAの結腸内投与は,結腸直腸膨張に対する増加した結腸感度とBDNFの発現上昇とERKの活性化を生じた。in vitro結腸上皮HT29細胞におけるNMDA受容体の活性化は,細胞,および増加したリン酸化ERKの細胞上清と高いBDNF発現における増加したBDNF分泌を誘導した。【結論】本研究は結腸における粘膜NMDARの活性化は過敏性腸症候群における内臓過敏症に寄与し,ERK依存性経路におけるBDNFの産生を増加させることによる可能性があることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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消化器の疾患 
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