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J-GLOBAL ID:201702288994664739   整理番号:17A0464147

デジタルサステナビリティ:持続可能なデジタル産物とそれらのエコシステムのための基礎条件

Digital sustainability: basic conditions for sustainable digital artifacts and their ecosystems
著者 (3件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 247-262  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: L8199A  ISSN: 1862-4065  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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資源消費社会からのシフトを謳う持続可能な発展の文脈において,知識はこれまでのところ目的を達成するための手段として扱われてきた。しかし,著者らは知識もそれ自身が持続可能でなくてはならない資源と考えるべきとの見解を持つ。デジタル産物(実態は0,1で,コンピュータ等による解釈で意味を表す)は知識の基本的形態であり,本稿では,この知識(デジタル産物)の持続可能性を検討する。まず,デジタル産物とそれらのエコシステム(ハードウェア,コード等とそれを創り利用する人や社会を含む)の考え方に関連する文献を分析して,その特性と持続可能性の理論的基礎を考察した。持続可能性について,天然資源では消費が問題であるがデジタル産物では生産と利用が最大の課題であること,デジタル産物の持続可能な発展への効果の大きさは,それ自身の持続可能性に依存することが考えられた。文献の分析結果を基に,デジタル産物とそれらのエコシステムが持続可能な発展に寄与するための基礎条件10項目を提案して,持続可能なデジタル産物と周辺エコシステムの概念を明らかにした。さらに,デジタル産物にとそれに関係する代表的な4事例(Linuxカーネルの開発,ビットコイン仮想通貨,ウィキペディアプロジェクト及びLinking Open Drug Data(LODD)レポジトリ)を,提案した基礎条件に関して分析した。それにより,検討したデジタル産物とそのエコシステムがどの程度持続可能と認められ,持続可能な発展に寄与するかを考察した。最後に,本研究の限界及び学者だけでなく実践者にも向けた今後の研究方向を示した。
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分類 (2件):
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環境問題  ,  生態系 
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