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J-GLOBAL ID:201702289018514479   整理番号:17A1619310

内積暗号による部分空間メンバーシップ暗号化の構築

Constructing Subspace Membership Encryption through Inner Product Encryption
著者 (3件):
資料名:
巻: E100.A  号:ページ: 1804-1815(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0466A  ISSN: 1745-1337  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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最近,Asiacrypt2013のBoneh,Raghunathan,Segevによって,内積暗号化(IPE)の一般化である部分空間メンバーシップ暗号化(SME)が公式化された。SMEの主な動機は,伝統的な述語の暗号化が,Boneh等によって導入された秘密鍵に関連する述語のプライバシーを捕捉するCrypto2013のセキュリティ概念であるプライバシー機能を持たなかったことである。彼等は,IPEに基づいたSMEの一般的な構築をしたが,先ず,本論文はこれに関して,小さな属性空間のSMEの構築が間違っていて,暗号文に関連する属性のプライバシーをキャプチャする述語暗号の基本セキュリティ概念である属性隠蔽セキュリティが破られており,攻撃性を持つことを示した。次に,SMEの一般化された構築を提案し,新たに定義された設定でも属性隠蔽のセキュリティが達成出来ないことを証明した。最後に,SMEの一般化構造を更に拡張し,属性空間が小さい場合でも属性隠蔽特性を実現するSMEを提案した。本提案の方式は,プライバシー機能をもたらさず,構成は,かなり非効率的である。本論文は,プライバシー機能と属性隠蔽セキュリティの両方を実現するSME構築には成功しなかったが,ここでは,属性空間がセキュリティパラメータの多項式であるSMEスキームを隠す最初の貢献を示し,又,SMEを構築する為のより豊かな枠組みを公式化し,2つのセキュリティ概念間にトレードオフの様な関係があることを発見した。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (3件):
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符号理論  ,  計算理論 
引用文献 (17件):

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