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J-GLOBAL ID：201702289022898280   整理番号：17A1455713

沿岸域における希土類元素,ジルコニウムおよびハフニウム分布:Sabella spallanzanii(Gmelin,1791)の例【Powered by NICT】

Rare earths, zirconium and hafnium distribution in coastal areas: The example of Sabella spallanzanii (Gmelin, 1791)

著者 (4件)： Parisi M.G. (DISTEM Department, University of Palermo, Via Archirafi 22, 90123 Palermo, Italy) ,  Cammarata I. (DISTEM Department, University of Palermo, Via Archirafi 22, 90123 Palermo, Italy) ,  Cammarata M. (DISTEM Department, University of Palermo, Via Archirafi 22, 90123 Palermo, Italy) ,  Censi V. (DICATECh Department, Politecnico di Bari, Bari, 70125, Italy)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 185  ページ： 268-276  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北部シチリア産の二港湾から採取したSabella spallanzaniiとStyela plicata種の生物学的組織中のZr,Hf,Y,ランタニド(REE)分布は,環境からのZr,Hf,REE取り込みに関する情報を提供するために研究した。以前の研究は,生物学的表面への結合部位に対する除去溶存REEの分別を決定した。調べた試料の認め頁岩正規化REEパターンを比較する参照データからの証拠により,Sabella spallanzaniiとStyela plicataの生体組織中のこれらの元素の観測された挙動はカルボン酸サイト上での中間REEの優先的な取り込みに起因すると解釈される。,Fe含有量及びZr/Hf比との関係は,優先的なHf蓄積はシデロホア様結合部位を介して起こることを示唆した。絶対La,CeおよびSm含有量とZr-Hf分画に加えて,REE生体内蓄積係数(BAF)の特徴は,検討した地方において研究した元素の異なる起源の定義を可能にした。より大きなREE含有量と低いZr/Hf値に関連するLaおよびCeのより高いBAF値が強くTermini Imerese港における環境REE分布は産業ソースと発電所からの粒子のデリバリーによって影響されることを示唆した。一方,Cala観光港で採取した生物学的組織のREE含有量は,自動車交通からのダスト溶解により影響を受けた。これらの結果は,REEとZr/Hf署名の地球化学的挙動は,人為的汚染の性質を再構成するための生物学的組織の環境研究に用いることができることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ジルコニウム ,  *ハフニウム ,  生体組織 ,  シデロホア ,  結合部位 ,  *沿岸帯 ,  ランタン ,  塵埃 ,  頁岩 ,  *希土類元素 ,  発電所 ,  鉄 ,  溶解
準シソーラス用語： 地球化学的挙動 ,  Styela plicata , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 沿岸域 ,  希土類元素 ,  ジルコニウム ,  ハフニウム ,  分布