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J-GLOBAL ID:201702289043495434   整理番号:17A0444074

作物保護のために開発された高分子ナノカプセルの輸送可能性の評価【Powered by NICT】

Assessing the transport potential of polymeric nanocapsules developed for crop protection
著者 (5件):
資料名:
巻: 111  ページ: 10-17  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナノテクノロジーは農業部門においてますます重要である,作物収量を高め,殺虫剤有効性を増加させるために開発された新しい生成物であった。殺虫剤デリバリービークルとして開発された種々の高分子ナノカプセル(nCAPs)の輸送能はモデル土壌系で評価した。nCAPsは,(i)ポリ(アクリル酸)-based(nCAP1), (II)ポリ(メタクリル酸)-ran-ポリ(エチルアクリラート)copolymer-based(nCAP2), (III)ポリ(メタクリル酸-ran-スチレン)共重合体(nCAP3),および(IV)ポリ(メタクリル酸-ran-ブチルメタクリラート)系(nCAP4)である。nCAP移動度はCa~2+とMg~2+カチオン(10mMイオン強度,pH=6と8)を含む人工間隙水で飽和した農業ローム質砂を充填したカラムで調べた。さらに,(i)カチオン種,(ii)砂型,および(iii)ナノ製剤組み合わせnCAP4カプセルの輸送能に及ぼすポリりん酸アンモニウム肥料とピレスロイドビフェントリン(nCAP4 BIF)の影響を調べ,市販のビフェントリン定式化(捕獲~LFR)と比較した。nCAP4BIFと捕獲~LFR製剤は10mM NaNO_3(≧95%溶出)で飽和した珪砂中の高度に可動型であったが,それらは10%ポリリン酸アンモニウム肥料の存在下で実質的に不動である。Ca~2+とMg~2+の存在は10mM標準CIPAC D合成間隙水で飽和した珪砂におけるnCAP4BIF溶出を妨げなかった;が,同じ条件下で観察された限られた捕獲~LFR輸送(<10%溶出)。捕獲~LFRも二価塩溶液で飽和された壌質砂土における肥料の存在下または非存在下で限られた可動度を示したが,nCAP4BIFは肥料の添加時間と強化された輸送と溶出の増加を示した。全体として,nCAP4はnCAP4BIFのようなピレスロイドナノ製剤の有望なデリバリー担体である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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重金属とその化合物一般  ,  水質汚濁一般  ,  その他の汚染原因物質 

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