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J-GLOBAL ID:201702289072287275   整理番号:17A1063338

寒冷誘導交感神経緊張は指における内皮依存性血管拡張の影響を修正する【Powered by NICT】

Cold-induced sympathetic tone modifies the impact of endothelium-dependent vasodilation in the finger pulp
著者 (4件):
資料名:
巻: 203  ページ: 97-102  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3331A  ISSN: 1566-0702  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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常温及び低温被験者において,交感神経系は強直性血管収縮インパルスの周波数を調整することによる皮膚血流を調節する。しかし,これら体温調節インパルスは血管内皮に影響を及ぼす方法はよく知られていない。交感神経系は動静脈吻合(AVAs)と健常者における細動脈を含む皮膚におけるせん断応力による内皮依存性血管拡張(EDV)にどのように影響するか研究した。十三名の健康な被験者が,別々の日に,熱的中性(29°C)および冷(22°C)周囲温度に曝露した。EDVは4分後の前腕または第三指に加えたsuprasystolic圧力板を放出することにより誘導された。指腹,背側指と手関節背側からの両側レーザDoppler流束は右とう骨動脈からの超音波Dopplerと共に測定した。絶対EDV応答(EDVピーク ベースライン)と正規化相対EDV応答(比EDVピーク/ベースライン)を計算した(中央値95%信頼区間)。相対EDV応答はベースラインレベルに依存しないEDV応答の大きさを反映し,そのため,二温度条件における指腹および手首の皮膚におけるEDV応答を比較した。指腹(AVAsにより支配される)では,常温(137.8(67.5, 168.8))と低温(130.3(97.2, 154.9))における絶対EDV応答(流束,Au)は同じであった(p=0.85),相対EDV応答は常温(1.4(1.1, 1.6),P=0.002)よりも低温で有意に高かった(3.6(2.5, 5.9))。同じパターンは,橈骨動脈で見られた。手関節背側(細動脈が支配的)では絶対EDV応答(流束,Au)であった熱的中性(52.1(38.4, 57.8),p<0.04)よりも低温で小さかった(30.9(15.91, 38.0)),低温(3.5(2.3, 4.2))および熱的中性(2.3(1.6, 2.7))の相対的EDV応答は等しい(p=0.16)であった。相対EDV応答が低温条件での皮膚潅流に対するEDVの影響は手皮膚より指腹で有意に大きいことを示した。しかし,絶対EDV応答はEDV中の血管平滑筋弛緩はAVAまたは細動脈におけるより高い温和な寒冷誘導交感神経活性によって多分影響されないことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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