文献
J-GLOBAL ID:201702289100911535   整理番号:17A0152324

麦の収量性の向上とその安定化に向けた取り組み-生育後期重点施肥の可能性-

著者 (1件):
資料名:
巻: 50  号: 10  ページ: 298-306  発行年: 2017年01月23日 
JST資料番号: L2274A  ISSN: 0289-8233  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2015年農林水産省の食料・農業・農村基本計画によると,生産量でコムギが2013年の81万tから2025年に95万tへ,オオムギが18万tから22万tへと増産することを目標としている。一方で作付面積の拡大は想定していないため,反収を増加する必要がある。世界と比べると,日本の4t/haに対しヨーロッパでは7t/ha以上である。ヨーロッパでの収量性向上の要因は,半矮性品種の導入と窒素施用量の増加,新品種の絶え間ない投入,多収を実現する施肥体系であった。このうち生育後期重点施肥による増収は日本でも可能か三重県の水田転換畑圃場で試験した。結果は,多収化の可能性が実証された。しかし,成熟期の遅れ,子実蛋白含量過剰や外観品質低下,土壌pH低下,うどんこ病やさび病多発などの問題も明らかとった。コムギ,オオムギの多収阻害要因として,湿害,雑草害,土壌の化学性その他があり「多収阻害要因プロジェクト」として対策を検討中である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
麦  ,  農業経済,農業経営  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (2件):

前のページに戻る