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J-GLOBAL ID:201702289115097497   整理番号:17A1240186

CXCL4は新規ニッケル結合蛋白質であり,ニッケルアレルギーを増大させる【Powered by NICT】

CXCL4 is a novel nickel-binding protein and augments nickel allergy
著者 (12件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 1069-1078  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0205A  ISSN: 0954-7894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:ニッケル(Ni)は最も頻度の高い金属アレルゲンであるとTH_1依存性IV型アレルギーを誘導する。Ni~2+は内因性蛋白質に結合すると考えられているが,現在これらのNi結合蛋白質はin vivoでNiアレルギーに関与しているかは不明である。以前Niアレルギーマウスモデルにおけるリポ多糖類(LPS)のアジュバント効果を報告した。LPSは多くの炎症性メディエーターを誘導するために,Ni結合蛋白質(S)は,LPSにより誘導されることを仮定した。【目的】本研究の目的は,LPS投与マウス(LPS血清と呼ぶ)から採取した血清からNi結合蛋白質(s)を精製し,同定し,in vivoモデルにおけるNiアレルギーに対するこれらのNi結合蛋白質(s)の増強効果を検討した。【方法】BALB/cAマウスはNiCl_2とLPSの腹腔内注射で感作した。感作十日後,耳介に内径注入によるNiCl_2でチャレンジした。Ni結合蛋白質(S)は,Ni-アフィニティーカラムクロマトグラフィーとゲルろ過により精製した。注射マウスから採取した血清ではなく,【結果】リポ多糖類血清はNiアレルギー性炎症により誘導される耳の腫脹を増加させた。LPS血清から精製した,非結合画分ではなく,Ni結合はNiアレルギー性炎症を増加させた。質量分析とウェスタンブロット法により,活性画分におけるCXCL4を検出した。Niセファロースと表面プラズモン共鳴分析を用いたバッチ分析はCXCL4とNi~2+間の直接結合を明らかにした。組換CXCL4はNiアレルギー性炎症を増強し,感作相でのアジュバント効果を発揮した。【結論】これらの結果はCXCL4は誘出と感作相でのNiアレルギーを向上させる新しいNi結合蛋白質であることを示した。これはNi結合蛋白質はin vivoでNiアレルギーを増強することを示す最初の研究である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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消炎薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (3件):
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