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J-GLOBAL ID：201702289116517094   整理番号：17A0574009

廃品印刷基板(WPCB)の分解効率に及ぼす不活性気体および酸化性大気の影響の調査

Investigation of the influence of inert and oxidizing atmospheres on the efficiency of decomposition of waste printed circuit boards (WPCBs)

著者 (5件)： KUMARI Anjan (CSIR-National Metallurgical Lab., Jamshedpur, IND) ,  KUMARI Anjan (National Inst. Technol., Jamshedpur, IND) ,  JHA Manis Kumar (CSIR-National Metallurgical Lab., Jamshedpur, IND) ,  SINGH Rajendra Prasad (National Inst. Technol., Jamshedpur, IND) ,  RANGANATHAN S. (CSIR-National Metallurgical Lab., Jamshedpur, IND)
資料名： Heat and Mass Transfer  (Heat and Mass Transfer)
巻： 53  号： 4  ページ： 1247-1255  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： A0920A  ISSN： 0947-7411  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 世界中で,廃品印刷基板(WPCB)の量が急増している。本研究では,WPCBの熱分解処理の間の,加熱炉雰囲気の影響を調査するために,熱重量分析(TGA)が実施された。実験装置は,水平炉中の石英カプセル中のサンプル(3mg)にアルゴンガスまたは酸素(流量4x10^-4m³/min)を流した。アルゴンガス中のWPCBの熱分解結果は,サンプル質量の連続的減少を示し,また573K付近で急速な重量損失を示した。548Kのアルゴンガス流中での4分間の加熱で,WPCBの大型サンプル(それぞれ約5g)の熱分解を実施したとき,約20.43%の重量損失が見られた。酸素ガスおよび空気中でのWPCBの加熱は,573Kでの急速な重量損失が生ずるまで,早期段階で,サンプル重量が増える結果となった。また静止空気中で,600Kの加熱が,4分間実施されたとき,最大約2.26%の重量損失が記録された。また不活性気体流の中での,WPCBの熱分解の間の,物質移動がモデル化された。本研究から,不活性気体の流量と装置形状を制御することが,重量損失を高める上で重要なことがわかった。

シソーラス用語： 熱重量分析 ,  *プリント基板 ,  *熱分解 ,  不活性ガス ,  アルゴン ,  加熱炉 ,  重量損失 ,  物質移動 ,  空気 ,  酸素

分類 (1件)： 対流・放射熱伝達  (PA02030K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 印刷基板 ,  分解効率 ,  不活性気体 ,  酸化 ,  大気 ,  調査