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J-GLOBAL ID:201702289231433322   整理番号:17A1135260

N2が豊富な天体物理学的氷の高速酸素イオンによる放射線分解:外縁太陽系天体の宇宙風化作用への意義【Powered by NICT】

Radiolysis of N2-rich astrophysical ice by swift oxygen ions: implication for space weathering of outer solar system bodies
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巻: 19  号: 35  ページ: 24154-24165  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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外部太陽系における凍結衛星と冷たい物体にN_2豊富な氷の処理における中間質量宇宙線と高エネルギー太陽粒子の役割を調べるために,15.7を用いたMeV 十六零 5+16KでN_2:H_2O:NH_3:CO_2(98.2 : 1.5 : 0.2 : 0.1)氷混合物の照射を行った。氷化学における変化をFourier変換赤外分光法(FTIR)によりモニターし,定量した。結果は,アジドラジカル(N_3),および窒素酸化物の形成,NO,NO_2,N_2Oなどだけでなく,CO,HNCO,およびOCN の生成を示した。有効生成と分解断面積は10 12cm 2と10 13cm 2のオーダーでほぼであった。実験室分子分析から,親種の破壊収率と娘化学種の生成収率を推定した。N_2では,この値はイオンの衝突当たり9.8×10 5分子であり,最も豊富な新種(N_3)では,イオンの衝突当たり1.1×10 5分子であった。これら収率から,多くの種は,どのように外部太陽系における氷体で与えられた時間スケール(10 8歳)で破壊されまたは形成の推定を計算した。本研究は,窒素に富んだ氷中の宇宙線,太陽風,磁気圏粒子(中重イオン)により誘発されたこのような物理化学的過程は非常に低い天体物理学的環境における分子(アミノ酸および他の「CHON」分子のような前生物種前駆体を含む)の形成に重要な役割を果たしている可能性があるという考えを補強して,太陽システム(例えば,タイタン,トリトン,冥王星,および他KBO)の外側領域におけるものである。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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放射線化学一般  ,  イオンと分子の衝突・散乱 

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