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J-GLOBAL ID：201702289232147685   整理番号：17A1331550

マウスにおける肝移植拒絶反応に及ぼすKupffer細胞TIM-4の影響を遮断した。【JST・京大機械翻訳】

Effect of inhibiting TIM-4 function in Kupffer cells on liver graft rejection in mice

著者 (8件)： Li Xueqiang (重慶市九竜坡区人民医院西城院区普外科,重慶,401329) ,  Li Xuhong (重慶三峡中心医院百安分院普外科,重慶,404000) ,  Duan Shigang (重慶重慶市第九人民医院普外科,重慶,400799) ,  Xu Xuesong (重慶医科大学附属第二医院肝胆外科,重慶,400010) ,  Liu Yiming (重慶医科大学附属第二医院肝胆外科,重慶,400010) ,  Li Jinzheng (重慶医科大学附属第二医院肝胆外科,重慶,400010) ,  Gong Jianping (重慶医科大学附属第二医院肝胆外科,重慶,400010) ,  Wu Hao (重慶医科大学附属第二医院肝胆外科,重慶,400010)
資料名： Nanfang Yike Daxue Xuebao  (Nanfang Yike Daxue Xuebao)
巻： 37  号： 4  ページ： 451-459  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2216A  ISSN： 1673-4254  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:Kupffer細胞(KCs)TIM-4の機能を遮断することにより、マウスの原位肝移植術後の免疫寛容の発生及び関連するメカニズムについて研究を行うことを検討する。方法:in situ肝移植の急性拒絶反応モデルを樹立し、ランダムにSham群、Control mAb群、TIM-4 mAb群に分け、術後に組織化学的にKCs活性化を検出し、KCsを抽出し、Western blotとPCRにより肝臓のTIM-4発現を測定した。血清中のアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ,アラニンアミノトランスフェラーゼ,総ビリルビンを測定し,ELISAにより肝臓組織の腫瘍壊死因子α,インターフェロンγ,CC族ケモカイン2を測定し,レーザー共焦点検査によりKCs TIM-4発現を測定し,ヘマトキシリン染色(HE)染色により肝組織拒絶反応を観察した。ウェスタンブロット法により腫瘍壊死因子α、インターフェロンγ、CC族ケモカイン2、p-P65、p-P38の発現を測定し、フローサイトメトリーによりCD25+Foxp3+T細胞の発生を測定した。塩化ナトリウム二ナトリウムリポソーム(CL)は肝臓のKCsを消耗し、CLで移植モデルを処理し、HE染色で肝臓組織の拒絶反応を観察した。結果:肝移植後のKCsの活性化は時間と共に徐々に増加し,術後1,3,7日のTIM-4タンパク質とmRNAの発現レベルはSham群より明らかに高かった(P<0.05)。術後7日目に,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ,アラニンアミノトランスフェラーゼ,総ビリルビン,腫瘍壊死因子α,インターフェロンγ,CC群のケモカインのレベルは,Sham群のそれらより高かった(P<0.05)。HE染色TIM-4 mAb群のマウス肝臓病理変化の拒絶反応指数の平均得点は2.67±0.75で、軽度拒絶反応に集中し、明らかにControl mAb群の病理変化の拒絶活動指数の得点は8.17±0.69(P<0.05)より低かった。TIM-4 mAb群の平均生存時間は53.8±6.4日で,対照群のそれよりも有意に長かった(14.5±2.9日対14.5±2.9日,P<0.05)。HE染色によるCL+TIM-4 mAb群とCL+Control mAb群の病理変化に対する拒絶反応指数の平均得点はそれぞれ8.01±0.64、7.93±0.56であった。2つの群の間には,統計的有意差はなかった(P>0.05)が,ウェスタンブロット法によって検出されたKCs p-P65およびp-P38蛋白質は,対照群のそれらより有意に低かった(P<0.05)。フローサイトメトリーにより、TIM-4 mAb群の肝臓iTreg細胞が明らかに増加したことが示された。【結論】KCs TIM-4は,核転写因子κBおよびマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ経路を通して移植後拒絶反応を減少させ,iTreg細胞の形成を誘導し,移植片に対する免疫寛容を誘導する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： mRNA ,  フローサイトメトリー ,  ケモカイン ,  ELISA ,  病理 ,  アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ ,  *肝臓移植 ,  HE染色 ,  ウェスタンブロット法 ,  TNFα ,  アラニンアミノトランスフェラーゼ ,  *拒絶反応 ,  転写因子 ,  タンパク質 ,  インターフェロンγ

著者キーワード (4件)： T-cell immunoglobulin and mucin-domain-containing molecule 4 ,  Kupffer cells ,  liver transplantation ,  acute rejection

分類 (3件)： 消化器作用薬の基礎研究  (GW09010Q) ,  生薬の薬理の基礎研究  (GX06020J) ,  金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V)

タイトルに関連する用語 (5件)： マウス ,  肝移植 ,  拒絶反応 ,  Kupffer細胞 ,  遮断