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J-GLOBAL ID:201702289250954859   整理番号:17A1181801

オオムギ葉の色素体遺伝子転写とサイトカイニン含量に及ぼす24 エピブラッシノリドと緑色光の影響【Powered by NICT】

Effects of 24-epibrassinolide and green light on plastid gene transcription and cytokinin content of barley leaves
著者 (12件):
資料名:
巻: 120  ページ: 32-40  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ブラシノステロイド(BS)と緑色光はサイトカイニン(CK)とのクロストークにおける色素体遺伝子の転写を調節するかどうかを評価するために,十二の色素体遺伝子(ndhF,rrn23,rpoB,psaA,psaB,rrn16,psbA,psbD,psbK,rbcL,atpB,trnE/trnY)の転写速度と同様にいくつかの光受容体(PHYA,CRY2,CRY1A,CRY1B)とシグナル伝達(SERKとCAS)遺伝子の転写物の蓄積は,暗所,緑,白色光±1μm24 エピブラッシノリド(EBL)に曝露した分離した黄化オオムギ葉で追跡した。暗所でEBLは12色素体遺伝子の転写を上方制御することが示され,緑色光活性化された10遺伝子および緑色光と組み合わせたEBLはわずか二遺伝子(psaBおよびrpoB)の転写に影響した。緑色光は光受容体遺伝子の発現,CRY1Aを除いて阻害した。緑色光の下では,EBLは実質的にCRY1A,CASとSERK遺伝子の発現に影響を及ぼさなかったが,CAS,CRY1A,CRY1B,SERK遺伝子転写物の蓄積に及ぼす白色光の影響を減少させた。暗所および白色光下でBSの全含有量はほとんど変化しなかったが,緑色光下でBR(ブラシノリド,カスタステロン,6 デオキソカスタステロン)とHBRs(28 ホモブラッシノリド, 28 ホモカスタステロン, and 6 デオキソ 28 ホモカスタステロン)の全含有量は増加した。暗黒におけるプラストーム転写のEBL依存アップレギュレーションはO-グルコシル化によるCK不活性化の有意な減少を伴っていた。しかし,活性サイトカイニンの含量に有意な影響は検出されなかった。緑色光と組み合わせたEBLはtrans-ゼアチンとイソペンテニルアデニンの含量を増加させた中程度であったが,シス-ゼアチンに負の影響を持っていた。活性CK塩基にEBLの最も重要な促進効果は,白色光下で観察された。得られたデータは,色素体遺伝子のBSと光依存性転写調節におけるサイトカイニンの関与を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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遺伝子発現  ,  細胞膜の受容体  ,  ステロイド  ,  性ホルモン 
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