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J-GLOBAL ID:201702289259694696   整理番号:17A1111776

ホルスタイン種および黒毛和種のOPU-IVF成績に年齢が及ぼす影響

著者 (4件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 25-29  発行年: 2017年09月01日 
JST資料番号: Y0946A  ISSN: 0017-7520  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ホルスタイン種および黒毛和種の供卵牛の年齢が経腟採卵(OPU)-体外受精(IVF)成績に及ぼす影響を調べた。ホルスタイン種未経産牛8頭および経産牛31頭(0.8~16.9歳),黒毛和種24頭(0.9~12.8歳)の計63頭(延べ103頭)にてOPUを実施した。回収した正常卵子を体外成熟培養し,媒精後,卵丘細胞との共培養によらずに体外発生培養を行った。媒精開始から27,31および55時間目に卵割率を,7~9日目に胚盤胞発生率を調べた。その結果,黒毛和種はホルスタイン種と比べて,OPU1回当たりの正常卵子数が有意に多く,卵割率および胚盤胞発生率には有意差がなかった。ホルスタイン種経産牛は未経産牛と比べて,OPU1回当たりの正常卵子数が多く,卵割率および胚盤胞発生率は有意差がなかった。ホルスタイン種には胚盤胞発生率0.0%の個体が9頭存在した。ホルスタイン種では,年齢は正常卵子数,胚盤胞発生率および生産胚数のいずれとも相関しなかったが,黒毛和種では,年齢は正常卵子数と正の相関を示し,8歳以上の供卵牛で正常卵子数が多かった。以上より,OPU-IVFでは年齢が高くなっても胚の生産性にあまり影響がないことが示された。
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分類 (2件):
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牛  ,  繁殖管理 
引用文献 (7件):
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