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J-GLOBAL ID:201702289263090357   整理番号:17A1457313

高速重イオン照射下のTa_2O_5の非晶質化【Powered by NICT】

Amorphization of Ta2O5 under swift heavy ion irradiation
著者 (11件):
資料名:
巻: 407  ページ: 25-33  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0899A  ISSN: 0168-583X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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結晶Ta_2O_5粉末は2.2GeV~197Auイオン照射下での非晶質化することを示した。シンクロトロンX線回折(XRD),Raman分光法,小角X線散乱(SAXS)及び透過型電子顕微鏡(TEM)は結晶から完全なアモルファスへの構造転移を特性化した。XRDデータのRietveld精密化に基づいて,初期構造は非常に大きな単位胞(=6.20Å,40.29Å,3.89Å,971.7Å~3)の斜方晶(P2mm),理想的に22Taと五十五原子を含んでいる。約3×10~11ions/cm~2のフルエンスで,約3×10~12ions/cm~2で達成された完全な非晶質化まで拡散非晶質バックグランドが明らかになり,回折最大値までの相対強度の増加になった。斜方晶構造の異方性歪は非晶質化過程中に発生し,ほぼ一定の単位格子体積をもつ。フルエンスの関数としての非晶質相分率を決定し,非晶質化の直接衝撃モデルと一致した傾向を得た。SAXS及びTEMデータによると,イオン飛跡は,コア-シェル形態を示すことを示した。Ramanデータは,非晶質相は結晶Ta_2O_5に存在するTaO_6とTaO_7単位とは対照的にTaO_6とTaO_5配位多面体で構成されていることを示した。Ramanデータの解析は,酸素欠乏はフルエンスと共に増加し,フルエンス1×10~13ions/cm~2でTa_2O_4の推定された最終化学量論をもたらすことを酸素の損失を示すことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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