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J-GLOBAL ID：201702289287464088   整理番号：17A0524446

効用関数の構造異質性と広告戦略の最適化

著者 (1件)： 長谷川翔平 (法政大)
資料名： 経営志林  (Hosei Journal of Business)
巻： 53  号： 4  ページ： 1-9  発行年： 2017年01月31日 
JST資料番号： L5978A  ISSN： 0287-0975  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,広告戦略の最適化という観点から消費者の購買行動と広告の関係を明らかにすることを試みた。提案するモデルでは,理想点モデルによるジョイント・スペース・マップを広告効果の測定へ応用し,広告に対する効用関数の構造的な異質性を考慮してモデリングを行った。具体的には,広告に接触すればするほど購買確率が高くなる消費者と,最適量以上の広告に接触すると購買確率が低くなる消費者を想定してモデルを構築した。また,実証分析ではビールカテゴリの4ブランドについて提案モデルの検証を試みた。この分析からは,年齢と既婚率が低めの消費者に対しては広告を出すほど効果が期待できること,一方で,年齢と既婚率が高めの消費者に対しては最適量を考慮して広告を出したほうが良いことが明らかになっている。

シソーラス用語： *広告戦略 ,  *広告効果 ,  最適化手法 ,  マーケティング ,  市場分析 ,  消費者行動 ,  消費者志向 ,  購買行動 ,  効用関数 ,  不均一性 ,  事例研究 ,  ビール

分類 (1件)： 市場調査,広告  (KA06030H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 効用関数 ,  異質性 ,  広告戦略 ,  最適化