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J-GLOBAL ID:201702289331516437   整理番号:17A0509587

ニトロ芳香族化合物のための高感度および選択性光検出器として蛍光特性を有する2つのウラニル複素環カルボキシル化合物

Two uranyl heterocyclic carboxyl compounds with fluorescent properties as high sensitivity and selectivity optical detectors for nitroaromatics
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 3073-3081  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2つの化合物UO2(C16H7N4O4)22H2O(1)及びUO2(C20H12N5O2)2(2)を,異なる複素環カルボキシル配位子である2,3-ピラジノ[1,10]フェナントロリン-2,3-ジカルボン酸(H2L1)及び2,6-ビス(2-ピラジニル)ピリジン-4-安息香酸(HL2)を用いて合成した。2つの化合物を,元素分析,IR分光法,PXRD,熱重量分析,および紫外可視分光法によってキャラクタリゼーションした。単結晶X線回折分析により,化合物1と2の両方が2Dシート構造を示したことを明らかにした。さらに,化合物1と2の蛍光消光特性の研究により,たとえニトロ芳香族化合物が非常に低濃度であっても,ニトロ芳香族化合物濃度の増加と共に1と2の両方で蛍光強度の減少は特に明白であった(1の場合は15ppm,2の場合は20ppm)。これもまた検出できた。実験結果は,ニトロ芳香族化合物の存在下での初期蛍光強度の高い選択的消光を示唆した。そして,SV方程式(I0/I)=KSV[A]+1を用いてニトロ芳香族化合物のクエンチ定数を計算することにより,クエンチャー2,4,6-トリニトロフェノールのKSV値は,2つの化合物について最大であり,その値はそれぞれ1と2については1.6×106と8.5×105であった。これは,2つの化合物が最も感度の高い発光を有することを意味した。さらに,化合物2は,アルデヒド化合物に対して増強した蛍光挙動を示し,ターンオン蛍光応答挙動を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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有機化合物の電気分析  ,  芳香族単環ニトロ化合物・ニトロソ化合物 
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