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J-GLOBAL ID:201702289396406845   整理番号:17A1114152

骨粗しょう症中のパルプ象牙質複合体および骨統合性の活性に及ぼすN メチルピロリドンの影響【Powered by NICT】

Influence of N-methyl pyrrolidone on the activity of the pulp-dentine complex and bone integrity during osteoporosis
著者 (13件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 271-280  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2608A  ISSN: 0143-2885  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:パルプ象牙質複合体と卵巣摘出ラットの顎骨にN メチルメチルピロリドン(NMP)の全身投与の影響を解析すること。【方法】雌Sprague Dawleyラットを無作為に偽手術群(Sham n=0~6)と卵巣切除(OVX n=12)基によるエストロゲン枯渇に分けた。卵巣を切除した動物の6では,リン酸緩衝生理食塩水(PBS)中でN メチルメチルピロリドン(NMP)を腹腔内注射(i.p.)により毎週全身投与した;他の六つは,PBS(Veh)を注入した。注射の15週間後,顎骨を収集し,切歯歯から抽出したパルプ。組織学を用いて歯槽骨量を決定するために,歯とラジオグラフィーにおける象牙前質厚さを決定した。免疫組織学的染色とRT-PCRは象牙芽細胞特異的象牙質シアロ蛋白質の存在と局在化を検証し,象牙質髄複合体におけるその発現を定量化するために行った。下顎皮質幅および下顎高さをX線分析により評価した。統計解析は分散分析(A NOVA)を用いて行った。【結果】両象牙前質(P=0.029)と歯槽骨構造(P=0.049)はOVX VehおよびOVXの排泄がエストロゲン欠乏による有意に減少した。NMP処理はShamレベルまでこれらのパラメータを正常化した。OVX NMP動物におけるDSPP発現はOVX Vehより有意に高かった(P=0.046)。X線分析は,卵巣切除は有意にSham VehとOVX NMP(P=0.020)と比較してOVX Veh群における下顎皮質幅を減少させることを確認した。【結論】N メチルメチルピロリドン(NMP)をパルプ象牙質複合体における活性を維持し,顎骨損失を防ぐ顕著な抗骨粗鬆症能力を持っていた。これらの効果は,NMPをパルプ象牙質複合体の活性と閉経後女性における顎骨厚さの保存のための有望な候補である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  歯の基礎医学  ,  婦人科・産科の基礎医学  ,  性ホルモン 

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