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J-GLOBAL ID:201702289399244130   整理番号:17A0901543

接種検定による飼料用トウモロコシ(Zea mays L.)赤かび病抵抗性とフモニシン蓄積性の系統間差異

Varietal Differences in Fumonisin Concentration and Resistance to Fusarium Ear Rot in Inoculated Maize (Zea mays L.)
著者 (6件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 67-73  発行年: 2017年07月15日 
JST資料番号: Y0119B  ISSN: 0447-5933  CODEN: NSGIDM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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赤かび病抵抗性トウモロコシの育成に向けた基礎的な知見を得るため,人工接種による抵抗性検定の有用性を検証した。2011年から2013年にかけて,胞子懸濁液の雌穂側面中央部への注入による有傷接種を行い,赤かび病発病指数と雌穂のフモニシン含量を調査した。いずれの試験年次においても接種区でフモニシン蓄積が確認でき,ほぼ全ての接種区で自然感染区との有意差が認められた。発病指数は品種系統間の有意差が認められたが,フモニシン含量はF1品種間で有意差がなく,気象条件によっては,発病指数が同じでもフモニシン含量が増減する場合があった。F1品種のフモニシン含量とその両親の平均値には高い正の相関が認められ,フモニシン含量を指標とした親系統の選抜により,赤かび病抵抗性品種が育成可能であることが示唆された。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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トウモロコシ  ,  作物の品種改良  ,  作物育種一般 
引用文献 (23件):
  • Afolabi CG, Ojiambo PS, Ekpo EJA, Menkir A, Bandyopadhyay R (2007) Evaluation of maize inbred lines for resistance to Fusarium ear rot and fumonisin accumulation in grain in tropical Africa. Plant Dis 91: 279-286
  • Bolduan C, Miedaner T, Schipprack W, Dhillon BS, Melchinger AE (2009) Genetic variation for resistance to ear rots and mycotoxins contamination in early European maize inbred lines. Crop Sci 49: 2019-2028
  • Clements MJ, Kleinschmidt CE, Maragos, CM, Pataky JK, White DG (2003) Evaluation of inoculation techniques for Fusarium ear rot and fumonisin contamination of corn. Plant Dis 87: 147-153
  • European Commission (2006) Commission Recommendation of 17 August 2006 on the presence of deoxynivalenol, zearalenone, ochratoxin A, T-2 and HT-2 and fumonisins in products intended for animal feeding (Text with EEA relevance). http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=CELEX:32006H0576[cited 7 April 2015]
  • 平岡久明(2007)自給飼料中のマイコトキシン汚染状況.臨床獣医 25:10-17
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