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J-GLOBAL ID:201702289440463752   整理番号:17A1067833

ツノメドリ類が北太平洋における餌魚と海洋気候の対照的な関係を明らかにする

Puffins reveal contrasting relationships between forage fish and ocean climate in the North Pacific
著者 (13件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 379-395  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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捕食者の餌場の長期的な研究(捕食者ベースのサンプリング)は,海洋生態系において餌となるネクトンの時空間変動の様式を明らかにするために役立つ。1978~2012年,北太平洋の5地点におけるツノメドリ類(ツノメドリ Fratercula corniculata,エトピリカ Fratercula cirrhata,及びウトウ Cerorhinca monocerata)の餌組成を解析し,餌魚の利用性の空間変動や,海洋気候との関連性について調べた。餌魚の優占種は,西部アリューシャン列島ではイカ類とアイナメ類,東部アリューシャン列島及び西部アラスカ湾(GoA)ではタラ類とイカナゴ(Ammodytes personatus),北部及び東部GoAではイカナゴとカラフトシシャモ(Mallotus villosus)であった。東部アリューシャン列島では餌利用性の年次変動が大きかったが,他の場所での利用性の変化は低頻度であった。主成分分析を用いて種と地点のデータを結合することで,イカナゴ,カラフトシシャモ,及びタラ類0歳魚の利用性の局地的な多変数指標を得て,これら指標を海面気圧(SPL),風,及び海面温度(SST)などの環境要因と関連付けた。本研究の調査海域におけるイカナゴとカラフトシシャモの利用性には干渉性が存在した。イカナゴの利用性はより暖かい海水温度につながる環境条件に直線的に増加したが,カラフトシシャモの利用性は環境変化がより低い海水温度につながる時に非直線的に増加した。ツノメドリ類の餌組成に関する長期的な研究は,北太平洋の遠方の海域において調査することが困難な餌となるネクトンの利用性を理解するための有望な手法であることが分かった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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水産生物学一般  ,  個体群生態学  ,  海洋の構造・力学・循環 
引用文献 (70件):
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