抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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センサが収集したデータを活用するM2Mサービスでは,一般的にサービス個別にセンサネットワークを構築する必要があった。そこで,M2Mサービスの多様化に対応するめに,複数のサービスに適用できるセンサネットワークの実現を目指す。我々は,この実現に対し,センサネットワークに情報指向型ネットワークの一つであるNetInfをセンサネットワークに適用することで,データIDによるセンサノードの追加・故障によるセンサネットワークの動的変化と,キャッシュ機能により複数サービスへデータ分配を提案する。ここで,キャッシュ機能を有効に利用するための経路構築と,各ノードにおけるキャッシュ機能の負荷軽減が課題になる。経路構築に関しては,共通の経路を活用する方式を提案する。キャッシュ機能の負荷軽減に関しては,データが利用される可能性の高いノードのみにキャッシュを行う方式を提案した。これらの方式の有効性についてシミュレーションを行うことで評価した。その結果。消費電力削減率を更に10%程度改善できることが明らかになった。(著者抄録)