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J-GLOBAL ID:201702289540393602   整理番号:17A0988869

気候氷河と積雪損失は,高山河川昆虫を危うく【Powered by NICT】

Climate-induced glacier and snow loss imperils alpine stream insects
著者 (6件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 2577-2589  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2590A  ISSN: 1354-1013  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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気候温暖化は世界中の山岳地帯における氷河と積雪の急速な損失を引き起こしている。これらの変化は多くの分布範囲が限られている種の生息場所,特に固有種,氷河と融雪駆動高山河川のみに見られるユニークな熱と水文条件に依存山頂種に悪影響を与えることが予測される。進展がなされているが,高山水生種の状態,分布および生態学に関する既存の理解,特に北アメリカでは欠失しており,保存と管理計画を妨げている。二水生昆虫-融氷水カワゲラ(Lednia tumana)と氷河カワゲラ(Zapada氷河)は最近,気候変動誘導生息地喪失のために米国の絶滅危惧種法下でのリストを提案した。高分解能気候と生息地情報を用いた大規模データセット(272流,482全部位)を用いて,分布,現状,および北部ロッキー山脈を横断するL.tumanaとZ.氷河を制限する重要な環境特徴を記述した。Lednia tumanaは氷河国立公園(GNP)と周辺地域内の113河川(175地点)で検出された。tumana発生の確率は低温流温度と氷河と永久雪原に近接し増加した。同様に,L.tumanaの密度は河川源からの距離の増加とともに減少した。Zapada氷河は10河川(24地点),GNPで六と四山脈で検出~600km南西までであった。著者らの結果は,しばしば以下氷河は予測された今後二年間の消失へのL.tumanaとZ.氷河の両方が非常に狭い分布に生息している,低温,高山河川の短かい部分に限定されたことを示した。気候温暖化誘発氷河と積雪損失は明らかにその範囲を通して.tumanaとZ.氷河の持続性を危うく,中緯度地域における気候変化の指標としての山頂水生無脊椎動物の役割を強調した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然保護  ,  植物に対する影響  ,  環境問題  ,  個体群生態学 

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