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J-GLOBAL ID：201702289544470913   整理番号：17A0482237

亜熱帯林での2次遷移年代系列に沿った落葉の量と質に対する樹木種多様性の効能

Positive effects of tree species diversity on litterfall quantity and quality along a secondary successional chronosequence in a subtropical forest

著者 (7件)： HUANG Yuanyuan (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  HUANG Yuanyuan (Univ. Zuerich, Zuerich, CHE) ,  MA Yinlei (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  ZHAO Ke (Peking Univ., Beijing, CHN) ,  NIKLAUS Pascal A. (Univ. Zuerich, Zuerich, CHE) ,  SCHMID Bernhard (Univ. Zuerich, Zuerich, CHE) ,  HE Jin-Sheng (Peking Univ., Beijing, CHN)
資料名： Journal of Plant Ecology  (Journal of Plant Ecology)
巻： 10  号： 1  ページ： 28-35  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W2355A  ISSN： 1752-9921  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 樹林種の豊かさ勾配と樹林遷移期が独立して形成されている種の豊かな亜熱帯林のプロットにおいて6年間の樹林リター生産を測定した。本研究は「Biodiversity-Ecosystem Functioning Experiment China」(BEF-中国)プロジェクトの一部として,中国浙江省の古田山国家級自然保護区において2009年1月~2014年12月に樹木種の豊かさ勾配(3~20種)と2次遷移期(~20~120年)を持つ27プロットで落葉をモニターすることで行った。落葉は,幼齢林,中間林と老齢林の異なる遷移期内そして間で種多様性に伴い上昇し,この効果は年間で一致していた。老齢林はより高いリター落下を示し,この事象は樹木種の豊かさの増大と関連することを見出した。しかしながら,種の豊かさとリター落下の年内そして年間の経時安定性は無関係であった。また,樹木種の豊かさの増大に伴いC/N比は低下して葉リター品質を上昇したが,遷移期は無関係であった。森林遷移期よりも樹木種多様性が葉リターの品質および量の改良に大きな影響を与えることを結論付ける。

シソーラス用語： 中国中部 ,  *生物多様性 ,  地区 ,  樹齢 ,  経時変化 ,  *炭素率 ,  *生態遷移 ,  バイオマス ,  *落葉 ,  植生 ,  分散分析 ,  *生態系
準シソーラス用語： *二次遷移 ,  *亜熱帯林 ,  構造方程式モデル ,  自然保護区 ,  *種の豊かさ ,  *種多様性 ,  植物バイオマス ,  *森林生態系 ,  *森林遷移 ,  浙江省

分類 (2件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

タイトルに関連する用語 (10件)： 亜熱帯林 ,  2次遷移 ,  年代 ,  系列 ,  落葉 ,  量 ,  質 ,  樹木 ,  種多様性 ,  効能