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J-GLOBAL ID：201702289564464731   整理番号：17A0932254

音声におけるパラ言語情報の認識のための学習話者の選択

著者 (3件)： 山本雄登 (立命館大) ,  新妻雅弘 (立命館大) ,  山下洋一 (立命館大)
資料名： 日本音響学会誌  (Journal of the Acoustical Society of Japan)
巻： 73  号： 8  ページ： 480-482  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： G0162A  ISSN： 0369-4232  CODEN： NIOGAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 音声における感情表現方法は人によって異なることに注目し,学習話者を選択することによってパラ言語情報の認識精度を改善する手法を提案した。本手法では,主成分分析を用いて各話者の部分空間を構成し,部分空間間の距離に基づいて話者の感情表現に関する類似性を判定した。感情表現の似ている話者のみを選択し認識を行うことで,認識率が向上することを示した。

シソーラス用語： 情報 ,  音声 ,  *認識 ,  主成分分析 ,  空間 ,  *表現 ,  サポートベクトルマシン
準シソーラス用語： *パラ言語情報 ,  *音声感情認識 ,  部分空間 ,  *感情表現 ,  SVM ,  学習者 ,  非類似度

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (9件)：

• [1] H. Fujisaki, “Prosody, information, and modeling-With emphasis on tonal features of speech-,” Proc. Speech Prosody 2004, Nara, pp.1-10 (2004).
• [2] 藤江真也, 江尻 康, 菊池英明, 小林哲則, “肯定的/否定的発話態度の認識とその音声対話システムへの応用,” 信学論(D-II), J88-D-II, 489-498 (2005).
• [3] 重永 實, “感情判別分析からみた感情音声の特徴,” 信学論(A), J83-A, 726-735 (2000).
• [4] Y. Yamashita, “A review of paralinguistic information processing for natural speech communication,” <i>Acoust. Sci. & Tech.</i>, <b>34</b>, 73-79 (2013).
• [5] 森 大毅, 前川喜久雄, 粕谷英樹, 音声は何を伝えているか-感情・パラ言語情報・個人性の音声科学(コロナ社, 東京, 2014).

タイトルに関連する用語 (4件)： 音声 ,  パラ言語情報 ,  学習 ,  話者