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J-GLOBAL ID：201702289583539571   整理番号：17A0270544

Zn-Ni-Mn合金の電着に及ぼす蒸着ポテンシャルの影響

Deposition Potential Influence on the Electrodeposition of Zn-Ni-Mn Alloy

著者 (5件)： ABOU-KRISHA M.M. (South Valley Univ., Qena, EGY) ,  ABOU-KRISHA M.M. (Al Imam Mohammad Ibn Saud Islamic Univ.(IMSIU), Riyadh, SAU) ,  ASSAF F.H. (South Valley Univ., Qena, EGY) ,  ALDUAIJ O.K. (Al Imam Mohammad Ibn Saud Islamic Univ.(IMSIU), Riyadh, SAU) ,  EISSA A.A. (South Valley Univ., Qena, EGY)
資料名： Transactions of the Indian Institute of Metals  (Transactions of the Indian Institute of Metals)
巻： 70  号： 1  ページ： 31-40  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0277A  ISSN： 0972-2815  CODEN： TIIMA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： インド (IND)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鋼板の亜鉛犠牲めっきの防食性は証明されている。しかしながら,亜鉛の高い腐食速度のため,防食めっきとしてはカドミウムの様な高い耐食性が望まれている。そこで本研究では,Zn-Ni-Mn合金の電着性,すなわち電着膜の化学組成,表面モルフォロジー,腐食耐性,そして膜品質に及ぼす電着電位の影響を調査した。電着電位を陰極方向に変化させたとき,-0.50から-1.00Vの範囲では,通常の合金成分の電着が生じた。-1.00Vを越えたところでは,-1.80Vまで急速に電位が変化し,そこでは異常な共電着が起こった。電着電位を陰極方向にシフトさせると,電着膜の厚さは増加し,密着性およびコンパクトさが増し,耐腐食性が改善された。析出物のX線回折による研究では,-1.20Vで得られた合金は半アモルファス相構造を持った。-1.50Vで得られた被膜の単ピークの存在は,膜の均質性を表した。その均質性は腐食耐性を向上させた。電着膜のNiとMn濃度は,電着電位の増加に伴って増えた。一方亜鉛濃度は減少した。

シソーラス用語： *合金めっき ,  めっき皮膜 ,  *電気めっき ,  *亜鉛合金 ,  *ニッケル含有合金 ,  *マンガン含有合金 ,  電気化学的挙動 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  電流密度 ,  陰分極 ,  電流電圧特性 ,  電気化学的分極 ,  腐食電位 ,  化学組成 ,  モルフォロジー ,  X線回折分析 ,  *耐食性 ,  *鋼
準シソーラス用語： カソード分極 ,  サイクリックボルタモグラム ,  動電位分極

分類 (1件)： 電気めっき  (WC08023B)

タイトルに関連する用語 (6件)： Zn ,  Ni ,  Mn合金 ,  電着 ,  蒸着 ,  ポテンシャル