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J-GLOBAL ID：201702289600414135   整理番号：17A0050906

全身麻酔導入時の精神的作業負荷が麻酔医のパフォーマンスに及ぼす影響:患者シミュレータ試験

Influence of Mental Workload on the Performance of Anesthesiologists during Induction of General Anesthesia: A Patient Simulator Study

著者 (6件)： SATO Hitoshi (Yokohama City Univ. Hospital, Yokohama, JPN) ,  MIYASHITA Tetsuya (Yokohama City Univ. Hospital, Yokohama, JPN) ,  KAWAKAMI Hiromasa (Yokohama City Univ. Hospital, Yokohama, JPN) ,  NAGAMINE Yusuke (Yokohama City Univ. Hospital, Yokohama, JPN) ,  TAKAKI Shunsuke (Yokohama City Univ. Hospital, Yokohama, JPN) ,  GOTO Takahisa (Yokohama City Univ. Hospital, Yokohama, JPN)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2016  号： Anesthesiology  ページ： ROMBUNNO.1058750 (WEB ONLY)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,全身麻酔誘導における麻酔医の精神的作業負荷の影響を明らかにすることであった。22名の被験者を麻酔研修医(RA群,n = 13)と認定麻酔専門医(CA群,n = 9)に分類した。被験者は,シミュレートされた3つのシナリオに参加した(シナリオA:基本作業,シナリオB:単純な追加タスク,およびシナリオC:単純な追加タスクと予期せぬ不整脈の治療の組合わせ)。本研究では,副作業として単純な2桁の整数加算を5秒ごとに実施した。各シナリオで4種類の重要な行動も評価された。シナリオCでは,正解率はCAとRA群で有意に高かった(RA:0.370±0.050versus CA:0.736±0.051,p<0.01,95%CI-0.518~-0.215)。主要な行動のスコアも同様であった(RA:2.7±1.3versus CA:4.0±0.00,P=0.005)。深刻な臨床状況では,麻酔医は主要な作業と副作業の両方の作業を適切に実行できないと考えられる。この傾向は,若い麻酔医でより顕著である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ヒト ,  *全身麻酔 ,  *作業負荷 ,  医師 ,  *タスクパフォーマンス ,  *シミュレーション ,  産業衛生 ,  労働安全 ,  *患者シミュレーション
準シソーラス用語： *精神的作業負荷 ,  麻酔医 ,  臨床研修医

分類 (2件)： 全身麻酔  (GC05020R) ,  産業衛生,産業災害  (GB05000S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 全身麻酔 ,  精神的作業負荷 ,  麻酔医 ,  パフォーマンス ,  患者 ,  シミュレータ ,  試験