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J-GLOBAL ID:201702289658144033   整理番号:17A1455540

厚さを変化させた生物膜中の有機微量汚染物質の拡散と収着【Powered by NICT】

Diffusion and sorption of organic micropollutants in biofilms with varying thicknesses
著者 (10件):
資料名:
巻: 123  ページ: 388-400  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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固液分配は,廃水中の微量汚染物質の除去を決定する主要な運命プロセスの一つである。生物膜における微量汚染物質の収着はほとんど知られていない,分子拡散が分配速度に大きな影響を与える可能性がある。本研究では,拡散と23の微量汚染物質の収着は標的バッチ実験(初期濃度=1μgL~( 1),X線造影剤の15μgL~( 1))と数学モデルを用いた制御された生物膜厚さ(50μm,200μm,500μm)を有する新規移動床生物膜反応器(MBBR)キャリアで調査した。無次元有効拡散係数f(バイオフィルムへの水拡散率比に等しい)と分配係数K,D,(Lg~( 1))上の生物膜の厚さと密度の影響を評価した。収着は八つの正に帯電した微量汚染物質(アテノロール,メトプロロール,プロプラノロール,シタロプラム,ベンラファキシン,エリスロマイシン,クラリスロマイシンおよびロキシスロマイシン)に対してのみ有意であり,固体との静電相互作用の重要性を明らかにした。収着平衡はバッチ実験(4 h)の期間に到達し,特に最も厚い生物膜では,分配係数K_Dの計算,漸近平衡濃度(t>4 h)の近似に基づくを必要とした。K_d,値は全て収着微量汚染物質(アテノロールを除く)の生物膜の厚さの増加と共に増加し,おそらく最も厚い生物膜中の高い空隙率と接触可能表面積に起因した。K-Dとの間の正の相関,および微量汚染物質特性(極性及び分子サイズディスクリプタ)は同定された全ての生物膜厚さではなく,従って正に帯電した化合物の予測収着モデルを改善するための挑戦を確認した。拡散-収着モデルを開発し,校正した実験データに対して,推定値は,生物膜の厚さの増加と共に増加した。これは,薄い生物膜中の拡散は高いバイオマス密度(気孔率の減少)によって強く制限され(f ≪ 0.1)であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  下水,廃水の生物学的処理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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