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J-GLOBAL ID:201702289703274762   整理番号:17A1009389

熱分解によるオリーブバガスと粗菜種油の共処理。

Co-processing of olive bagasse with crude rapeseed oil via pyrolysis
著者 (2件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 480-490  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: H0970A  ISSN: 0734-242X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バイオマス熱分解で得るバイオオイルは,炭化水素酸化物,水分などを主成分とし,直接液体燃料として使用できず,また炭化水素燃料との混用性も低い。品質向上には,接触分解も可能であるが,他の材料,例えば下水汚泥,各種高分子,油脂との共熱分解も経済的な有効選択肢である。本研究では,オリーブバガスの熱分解を対象に,以上の諸課題解決を目指し,オリーブバガスを粗製菜種油と1:1,1:2,1:4,:2:1及び4:1の重量比で混合し,固定床反応器を用いて,準回分方式で,常圧,窒素雰囲気下,500°Cで共熱分解を試み,混合比が共熱分解生成物,バイオ燃料の組成及び特性に与える影響を調査した。その結果,バイオ燃料の収率や特性の点から見て,本混合共熱分解がオリーブバガスの処理に対して有効に働くことが分かった。バガス単品の場合の収率が53%であるのに対して,混合比1:4の場合は最大74%に達し,組成的にも軽質ナフサ,重質ナフサ,軽質軽油系成分が増加して,油質改善に寄与し,発熱量も増大した。以上の諸成果は,本共熱分解が,廃棄物処理上も資源回収/改質上も有用な手法であることを示している。
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分類 (3件):
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資源回収利用  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  農業廃棄物の利用 
タイトルに関連する用語 (3件):
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