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J-GLOBAL ID:201702289711312802   整理番号:17A1640643

東部カナダ北極圏の淡水,海洋,及び陸上の生態系中の希土類元素【Powered by NICT】

Rare earth elements in freshwater, marine, and terrestrial ecosystems in the eastern Canadian Arctic
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号: 10  ページ: 1336-1345  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1160A  ISSN: 2050-7887  CODEN: ESPICZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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希土類元素(REEs)の存在,それらの生体内蓄積と食物網動力学に関する現場ベース研究を特にいくつかの生態毒性学的研究。REE採掘はいくつかの国で顕著な環境影響をもたらした(中国,ブラジル,米国),新たな懸念対象となるこれらの汚染物質の運命と輸送についてはほとんど知られていない。北部生態系は,高緯度での前向き鉱山プロジェクトからのREE濃縮を受けやすい可能性がある。REEは遠隔北部食物連鎖で挙動するかを理解するために,著者らはカナダ北極圏東部(N=339)の海洋系,淡水系,および陸上生態系の生物相中のREE濃度と炭素・窒素安定同位体比(∂~15N, ∂~13C)を測定した。地域に密着したモニタリングプロジェクトを通した局部的な狩猟者によって行った野生生物収穫と組織サンプリング。結果は,REEは一般的に試料組織のためのコヒーレント生体内蓄積パターンに従い,酸化還元に敏感な元素(Ce, Eu)のためのいくつかの異常であることを示した。最高のREE濃度は低栄養レベルで見られ,特に植生及び水生無脊椎動物であった。陸生草食動物,ワモンアザラシ,魚は筋肉組織(15元素<0.1nmol/g~( 1)のΣREE)における低い全REEレベルを有し,蓄積は肝臓組織の方が1桁高かった。年齢長さ依存REE蓄積もREE取込はいくつかの種の除去よりも高速であることを示唆した。全体として,REEの生体内蓄積パターンは,種及び組織特異的,生物濃縮のための限られた可能性であるようにみえる。本研究では,生態系中の希土類元素の挙動に関する新しいデータを提供し,北部地域におけるREE濃縮の環境影響評価に有用であろう。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般 

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