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J-GLOBAL ID：201702289723771062   整理番号：17A1086517

2005年~2015年のOMI観測から推定された中国都市でのNO_x排出トレンド

NO_x emission trends over Chinese cities estimated from OMI observations during 2005 to 2015

著者 (12件)： LIU Fei (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  LIU Fei (Royal Netherlands Meteorological Inst. (KNMI), De Bilt, NLD) ,  LIU Fei (Max-Planck-Inst. Chemie, Mainz, DEU) ,  LIU Fei (Universities Space Res. Assoc. (USRA), MD, USA) ,  LIU Fei (NASA, MD, USA) ,  BEIRLE Steffen (Max-Planck-Inst. Chemie, Mainz, DEU) ,  ZHANG Qiang (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  VAN DER A Ronald J. (Royal Netherlands Meteorological Inst. (KNMI), De Bilt, NLD) ,  VAN DER A Ronald J. (Nanjing Univ. Information Sci. & Technol. (NUIST), Nanjing, CHN) ,  ZHENG Bo (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  TONG Dan (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  HE Kebin (Tsinghua Univ., Beijing, CHN)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 17  号： 15  ページ： 9261-9275 (WEB ONLY)  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 衛星による二酸化窒素(NO₂)観測が,排出変化を評価するために,広く用いられている。著者等は,中国での酸化窒素(NO_x)の排出トレンドを確かめるため,2005年~2015年のオゾン監視装置(OMI)NO₂観測に基づいて,中国の48都市と7発電所からのNO_x排出を定量化するために,化学輸送モデルに頼らない方法を用いた。著者等は,48の中国都市でのNO_x排出が,2005年から2011年に52%増加し,2011年から2015年に21%減少したことを見出した。2011年以降の減少は,主に電力部門での排出削減対策の依ると考えられたが,様々な支配的排出源(すなわち,電力,工業,輸送部門)を伴う都市は,異なる部門での排出削減のスケジュールに対応し,異なる排出減少時系列を示した。得られたNO_x排出の時系列は,すべての発電所においてボトムアップ排出インベントリと一致したが(平均でr=0.8),一部の都市では一致しなかった(平均でのr=0.4)。都市間で見られた一貫性の欠如は,おそらく,空間分布代替指標を用いて地域ベース排出データを都市レベルにダウンスケーリングして得た,本研究に用いたボトムアップ都市排出の大きな不確実性によった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 中華人民共和国 ,  大気汚染 ,  二酸化窒素 ,  酸化窒素 ,  *排出量 ,  気象観測機器 ,  資料 ,  *観測 ,  法規制
準シソーラス用語： 都市大気汚染 ,  *長期トレンド ,  *NOx排出量 ,  オゾン監視装置 ,  定量化 ,  排出インベントリ ,  *衛星観測 ,  排出規制

分類 (1件)： 気圏環境汚染  (SB03020M)

タイトルに関連する用語 (7件)： OMI ,  観測 ,  推定 ,  中国 ,  都市 ,  NOx排出 ,  トレンド