文献

J-GLOBAL ID：201702289753659431   整理番号：17A1124196

末梢Schiff塩基置換三核コバルト-フタロシアニン錯体の酸化漂白性能の研究【Powered by NICT】

The investigation of oxidative bleaching performance of peripherally Schiff base substituted tri-nuclear cobalt-phthalocyanine complexes

著者 (2件)： Sen Pinar (Sakarya University, Faculty of Arts and Sciences, Department of Chemistry, 54187 Sakarya, Turkey) ,  Yildiz S. Zeki (Sakarya University, Faculty of Arts and Sciences, Department of Chemistry, 54187 Sakarya, Turkey)
資料名： Inorganica Chimica Acta  (Inorganica Chimica Acta)
巻： 462  ページ： 30-39  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0620A  ISSN： 0020-1693  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究はマクロ分子Schiff塩基配位子と第一開始多段階反応配列により合成した4-[4-(1,3-ジオキソラン-2-イル)フェノキシ]-フタロニトリル(2)のシクロ四量化とテトラキス[4-(salicyhydrazone)フェノキシ)]フタロシアニナトコバルト(II)(5)の機能的複合体をカバーしている。テトラキス(4 ホルミルフェノキシ)フタロシアニナトコバルト(II)(4)を得るために酢酸acid/FeCl3系におけるアルデヒド官能基にテトラキス[4-(1,3-ジオキソラン-2-イル)フェノキシ)]フタロシアニナトコバルト(II)(3)のテトラアセタール基の脱保護,サリチルヒドラジドとの縮合は5を与えた。最後に,CoPc ビス(salicyhydrazone)フェノキシ)マンガン(III)(6),コプク ビス(サリシヒドラゾン)フェノキシ)コバルト(III)(7)およびCoPc ビス(salicyhydrazone)フェノキシ)ニッケル(II)(8)はDMF中で塩基性条件下で関連MnCl_24H_2O,CoCl_26H_2O,Ni(CH_3COO)2塩を用いて合成した。FT-IR,UV-Vis,MSスペクトルおよび元素分析は,調製した化合物に特性化した。調製したフタロシアニン化合物(3 8)の漂白性能を織物に及ぼすワイン母斑を特徴づける親水性染料としてモリンの分解により調べた。塩基性水溶液条件で触媒(3 8)/H_2O_2組合せの劣化の進展は,オンライン分光光度法(OSM)を用いて調べた。調製した触媒を粉末洗剤中に用いられる市販テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)漂白活性化剤のそれよりも25°Cで良好な漂白性能を示すことが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 吸光分光分析 ,  キャラクタリゼーション ,  *フタロシアニン錯体 ,  塩基性 ,  ぶどう酒 ,  *酸化 ,  化学合成 ,  水溶液 ,  塩化鉄 ,  親水性 ,  縮合反応 ,  *漂白 ,  触媒 ,  元素分析 ,  アルデヒド ,  染料

著者キーワード (5件)： 合成 ,  Metaloフタロシアニン ,  Schiff塩基 ,  金属錯体 ,  漂白触媒

分類 (2件)： 遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

タイトルに関連する用語 (8件)： Schiff塩基 ,  置換 ,  核 ,  コバルト ,  フタロシアニン錯体 ,  酸化 ,  漂白性能 ,  研究