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J-GLOBAL ID:201702289761111015   整理番号:17A0412214

分子動力学シミュレーションはALK関連肺癌におけるceritinibへF1174C耐性突然変異のアロステリック効果を明らかにする【Powered by NICT】

Molecular dynamics simulations reveal the allosteric effect of F1174C resistance mutation to ceritinib in ALK-associated lung cancer
著者 (4件):
資料名:
巻: 65  ページ: 54-60  発行年: 2016年 
JST資料番号: H0201B  ISSN: 1476-9271  CODEN: COCHDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)は,各種のヒト癌の治療特に非小細胞肺癌に対する重要な標的になっている。変異,F1174C,ALKのC末端ヘリックスαCの適合とATP結合部位に結合した小分子阻害剤ceritinibから遠位,ceritinibに対する薬剤耐性の出現を引き起こす。ceritinibにF1174C耐性変異のアロステリック効果の詳細な機構は不明のままである。ここでは,分子動力学(MD)シミュレーションと結合自由エネルギー計算[分子力学/一般化Born表面積(MM/GBSA)]はALKの薬剤耐性変異の出現を探究するために実施した。MDシミュレーションは野生型ALK ceritinib複合体における残基F1098,F1174,F1245,F1271により形成された精巧な芳香族-芳香族ネットワークはF1174C変異により破壊されたことを観察した。得られた変異はアロステリックにPループの立体配座動力学に影響し,ATP結合部位からPループの上方移動を引き起こし,それによってceritinib及びPループの間の相互作用を弱めた。結合自由エネルギーのMM/GBSA結合自由エネルギー計算と分解解析は,この予測を検証した。ALKにおけるceritinibにF1174C耐性変異のアロステリック効果への機構的洞察を提供し,次世代ALK阻害剤の設計に寄与すると期待される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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分子・遺伝情報処理  ,  酵素一般 
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