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J-GLOBAL ID:201702289771853517   整理番号:17A1442638

ボルネオ固有のショウガの抗微生物活性(Etlingera coccinea(Blume)S.堺とNagamとEtlingera sessilanthera R.M.Sm.)に関する研究【Powered by NICT】

Investigation on the antimicrobial activities of gingers (Etlingera coccinea (Blume) S.Sakai & Nagam and Etlingera sessilanthera R.M.Sm.) endemic to Borneo
著者 (7件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 810-818  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:Etlingera coccineaおよびEtlingera sessilantheraの抗菌特性を検討し,抗菌性化合物を分離し,同定した。【方法】と結果:抽出物はヘキサン,ジクロロメタン,酢酸エチル,メタノール及び水を用いた連続溶剤抽出法により得られた。抗菌活性試験は,細菌の17株に対するブロス微量希釈法を用いて行った。E.coccineaの葉のヘキサン抽出物とE.sessilantheraの根茎のヘキサン抽出物は最も優れた抗微生物活性を示し,グラム陽性菌に対して0016~1mg/ml~ 1の範囲の最小発育阻止濃度(MIC)値であった。これらの活性抽出物から,二種の抗菌剤を単離し,Bacillus cereus,Bacillus subtilisおよびStaphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)に対して4~8μg/ml~ 1の範囲のMIC値をもつtrans2dodecenalと8(17),12 ラブダジエン 15,16 ジアールとして同定された。【結論】Etlingera coccineaとE.sessilantheraは臨床的に関連する細菌株に対して優れた抗微生物活性を示した。単離した抗菌性化合物は低いMIC値を示した,従って抗菌薬としての利用の可能性を示唆した。研究の意義と影響:本研究では,これらのショウガからの強力な抗微生物薬を初めて同定した。単離した抗菌剤は,細菌感染の治療用にさらに開発される可能性がある。また,本研究は,それ以上の抗微生物化合物の探索における他のEtlingera種へのさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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病原体に作用する抗生物質の基礎研究  ,  植物の生化学 

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