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J-GLOBAL ID:201702289830263908   整理番号:17A0575271

骨組織工学のための竹繊維/ナノヒドロキシアパタイト/ポリ(乳酸-co-グリコール酸)複合足場の調製と性質

Preparation and Properties of Bamboo Fiber/Nano-hydroxyapatite/Poly(lactic-co-glycolic) Composite Scaffold for Bone Tissue Engineering
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 4890-4897  発行年: 2017年02月08日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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優れた細孔相互連結性と細孔サイズをもつ生分解性多孔質骨組織工学足場を創出するために,凍結-乾燥法により竹繊維(BF)/ナノヒドロキシアパタイト(nHA)/ポリ(乳酸-co-グリコール酸)(PLGA)三成分複合材料を調製した。長さ80~100nm,幅20~40nmのnHAと,乳酸/グリコール酸組成95/5のPLGAと,NaOHとKH550にて処理した長さ6~10mm,直径0.03~0.2mm,重合度約1000,結晶化度70%のBAを用いた。PLGAの1,4-ジオキサン溶液に先ずBF,ついでnHAを加え,細孔形成剤(カルボキシメチルセルロースまたはNaCl)有りまたは無しで超音波照射により分散させた後に,-20または-196°Cにて凍結し,凍結乾燥して三成分複合材を得た。BF/nHA/PLGA重量組成は5:10:85,5:20:75,5:30:65,10:30:60および20:30:50とした。BF/nHA/PLGA足場の細孔形態,気孔率および圧縮特性に及ぼす凍結温度,組成および細孔形成剤の効果を,SEM,液体置換法,電気機械式万能材料試験機を用いて調べた。その結果,5%(w/v)溶液を細孔形成剤無しに-20°Cにて凍結し,乾燥して得た5%BF/30%nHA/PLGA複合足場が最良の理想的細孔構造,気孔率および圧縮特性をもつこと,これらの性質はnHA/PLGA二成分足場の性質よりも優れていることが分かった。in vitro模擬体液浸漬実験とヒト骨芽細胞MG-63の培養試験によれば,足場に添加したBFは複合足場の分解を促進し,細胞の付着と増殖を含む細胞適合性を改善することが分かった。BF/nHA/PLGA複合材料は骨組織工学足場として大きな潜在性を持つことを明らかにした。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の材料の試験  ,  繊維材料一般  ,  ポリエステル,アルキド  ,  医用素材 

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