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J-GLOBAL ID:201702289865486193   整理番号:17A1466710

ペグIFNアルファ2A抗ウイルス療法中の治療応答と慢性H BV感染との関連におけるTLR8の障害された発現と機能【Powered by NICT】

Impaired expression and function of TLR8 in chronic HBV infection and its association with treatment responses during peg-IFN-α-2a antiviral therapy
著者 (12件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 386-398  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0064A  ISSN: 2210-7401  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Toll様受容体8(TLR8)は慢性ウイルス感染の制御に重要な役割を果たしている。しかし,慢性B型肝炎ウイルス(HBV)感染におけるTLR8の役割はほとんど理解されていない。本研究では,慢性B型肝炎(CHB)患者の末梢血単核細胞(PBMC)とペグIFNα2a治療中のその変化のTLR8の発現と機能を調べることであった。は健常対照と比較してCHB患者から得られた新鮮なPBMCを用いたリアルタイムRT-PCRおよびフローサイトメトリー分析によるin vitroでのTLR8発現と抗ウイルス機能を評価した。臨床コホートを用いたペグIFNα2a療法に応答してTLR8発現を調べた。TLR8は主に単球で発現させ,その配位子を用いたシミュレーションは高レベルのIFN-γおよびTNF-α産生をもたらした。健常対照者と比較して,CHB患者から得たPBMCはTLR8発現のレベル低下とIFN-γ,TNF-αおよびIL-12誘導を示した。ssRNA40により刺激されたPBMCからのならし培地にHepG2.2.15細胞の曝露はHBV DNA,HBsAgとH BeAgのレベルを強く減少させ,一方,IFN-γまたはTNF-α中和抗体の添加は,抗ウイルス効果を阻害することができた。NK細胞とT細胞はssRNA40刺激後の主要なIFN-γ産生リンパ球であったが,単球はTNF-αの一次供給源であった。時間動力学の解析は完全寛解を達成した患者はペグIFNα2A療法の12週間で完全な応答開始を達成しなかった患者よりも有意に高いレベルTLR8mRNAを持続することを示した。PBMC中のTLR8発現と機能は,慢性H BV感染により障害されていた。治療12週後の高いTLR8発現はペグIFNα2a療法が著効を予測する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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生体防御と免疫系研究法  ,  免疫反応一般  ,  白血球,リンパ球  ,  血液の基礎医学 

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