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J-GLOBAL ID:201702289872117498   整理番号:17A0716105

ハンチントン病のin vitroモデルにおける変異ハンチントン遺伝子のCRISPR-Cas9媒介遺伝子サイレンシング

CRISPR-Cas9 Mediated Gene-Silencing of the Mutant Huntingtin Gene in an In Vitro Model of Huntington’s Disease
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ハンチントン病(HD)は線条体でのニューロンの消失が特徴の致命的な神経変性遺伝疾患である。HDは蛋白質ハンチントン(HTT)をコードするハンチントン遺伝子(HTT遺伝子)での変異により生じる。変異ハンチントン遺伝子(mHTT遺伝子)は,翻訳された変異ハンチントン蛋白質(mHTT)が不適切な翻訳後修飾を受け,非機能性特性に加えて毒性の機能獲得にも関与する余分なポリグルタミン(CAG)反復を含んでいる。mHTTの産生を抑制するために,2つのCRISPR(規則的に間隔を置いてクラスター化された短いパリンドローム反復)-Cas9(CRISPR結合蛋白質)プラスミドを構築したが,このうち一方はオープンリーディングフレームの上流(uORF)の翻訳されない領域でDNAを傷つけ,他方はエクソン1-イントロンの境界でDNAを傷つける。YAC128マウスはHDに対する導入遺伝子を有しているが,本研究の一番の目的は,このYAC128マウスの骨髄から抽出した間葉系幹細胞(MSCs)にこのプラスミドを応用することであった。本研究の結果は,CRISPR-Cas9を介したuORFの破壊はmHTTの翻訳に負に影響し,より小さな程度にエクソン1-イントロンの境界を破壊し,そのことがmHTTの翻訳に影響することを示唆していた。これらの知見は,このモデルにおけるDNA-ニック部位でのヌクレオチド付加または欠失のパターンも明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
先天性疾患・奇形一般  ,  神経系の疾患  ,  遺伝子発現 

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