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J-GLOBAL ID:201702289882553953   整理番号:17A1764135

水分子の電荷分布形状を用いたより良好な水モデルの構築

Building better water models using the shape of the charge distribution of a water molecule
著者 (2件):
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巻: 147  号: 19  ページ: 194103-194103-11  発行年: 2017年11月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水の単純な3サイトモデルは,コンピュータシミュレーションにおけるこれらの特性の模倣には劣るために,液体水の特異な特性は,水分子の核間の四面体結合角以上で明確に生ずる。4サイトモデルと5サイトモデルは,ダミーサイトに部分電荷を付加し,これらの特性をモデル化する際に優れているが,これは,電荷分布の形状が重要であることを示唆する。静電ポテンシャルの多重極展開は,無限次数の限界内にある直交基底セットにおける電荷分布を記述するので,多極子は電荷分布をモデル化する良好な方法である。特に,酸素を中心とする八極子までの分子多重極は,電子構造計算からの静電ポテンシャルの記述に4サイトおよび5サイトモデルよりも優れているようにみえ,分子多重モデルは,3サイトモデルの計算効率を維持しつつ,水の多くの液体状態の温度および圧力依存性との良好な一致を与える。ここでは,液体状態特性に及ぼす分子電荷分布の形状の影響を,コンピュータシミュレーションにおける非分極性水モデルの多重極と液体状態特性との相関によリ調査した。これは,古典的シミュレーションのための正確な水モデルの開発と,量子力学的/分子力学的研究および水の分子動力学シミュレーションに必要な精度の決定を支援する。より根本的には,これは,水分子の電荷分布がどのようにして液体水の特異な特性を導くかについて大きな理解をもたらすであろう。特に,この研究は,分子面からのp-軌道電荷が重要であることを示した。(翻訳著者抄録)
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