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J-GLOBAL ID:201702289895980977   整理番号:17A0151869

ITO/MWCNT/西洋ワサビペルオキシダーゼ酵素電極による過酸化水素の実時間検出

Real-Time Sensing of Hydrogen Peroxide by ITO/MWCNT/Horseradish Peroxidase Enzyme Electrode
著者 (9件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.2437873 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7011A  ISSN: 1687-4110  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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H2O2の正確で高感度な定量は,生細胞中のいくつかのオキシダーゼ酵素によって触媒される反応の産物であり,環境および医薬品分析において必須であるために,多くの場合非常に重要である。生物学的分子の機能は非常に特異的で,敏感で,選択的であるため,酵素蛋白質活性に基づくバイオセンサの製造は,この目的のための非常に有望な方法である。西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)は,水素原子,例えばH2O2の存在下での生体異物を酸化することができるので,H2O2検知に最も一般的に使用される酵素である。H2O2の検出限界(LOD)を定義するために,HRPの水素供与体であるグアヤコールとアンプレックスレッド(AR)を用いて較正を行った。次いで,反応生成物,テトラグアヤコールおよびレゾルフィン,の蓄積を,それぞれ,吸収または発光(蛍光)分光法によって容易に検出することができる。著者らの実験では,ITO(インジウムスズ酸化物),官能化多層カーボンナノチューブ(f-MWCNT)およびHRPから酵素電極を作製した。酵素がf-MWCNT(緩衝液中のARとグアイアコールと約10-2M H2O2/(M HRP・sec)と約2M H2O2/(M HRP・sec)および5M H2O2/(M HRP・sec)に比べて)と結合すると酵素活性は約2桁小さくなったが,H2O2分解のLODはARとグアイアコールについてそれぞれ約6pM H2O2/secと10pM H2O2/secであった。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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分析機器  ,  酵素一般  ,  無機化合物の物理分析  ,  ガス化学工業 
物質索引 (4件):
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