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J-GLOBAL ID:201702289908758076   整理番号:17A1466034

ラットにおけるペンチレンテトラゾール誘発てんかんに対する抗てんかん効果を生じオキシトシンの海馬内マイクロインジェクション【Powered by NICT】

Intra-hippocampal microinjection of oxytocin produced antiepileptic effect on the pentylenetetrazol-induced epilepsy in rats
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 757-763  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1528A  ISSN: 1734-1140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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循環ホルモンとしてのその役割に加えて,オキシトシンは脳内の神経伝達物質および神経調節物質として作用することができる。本研究では,ラットにおけるペンチレンテトラゾール(PTZ)によって誘発される実験的発作モデルに対するオキシトシンの海馬内効果を検討した。も関与する機構を明らかにするアトシバン(オキシトシンきっ抗薬),ジアゼパムとフルマゼニル(γ-アミノ酪酸またはGABA-ベンゾジアゼピン受容体作動薬及びきっ抗薬,それぞれ)を使用した。キシラジン麻酔したラットでは,背側海馬(CA1)の右と左側を二ガイドカニューレを移植した。てんかん性挙動は最初の発作の開始にPTZ(60mg/kg),及び反応潜時の腹腔内(ip)注射によって誘導された,てんかん発作の持続時間は30分間測定した。10と20ng/site,ジアゼパム(100および200ng/site)の用量とそれらの無効用量の同時投与でオキシトシンの海馬内微量注入は最初の発作の発症を増加させ,てんかん発作の持続時間を有意に減少させた(p<0.01)。のオキシトシン(20ng/site)抗てんかん効果はアトシバン(20および40ng/site)およびフルマゼニル(100と200ng/site)前処理により阻害された。一方,フルマゼニル(100および200ng/site)とアトシバン(20と40ng/site)の前投与はジアゼパム(100と200ng/site)により誘導された抗てんかん効果を妨げた。本研究の結果は,海馬のレベルでのオキシトシンはてんかん挙動の重症度を抑制することを示した。海馬GABA-ベンゾジアゼピン受容体機構はオキシトシンの抗てんかん効果に関与している可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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抗てんかん薬・抗けいれん薬の基礎研究  ,  神経の基礎医学 
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